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2026年度
新設予定4学科

食~環境~生命をつなぎ
持続可能で豊かな社会を作る
「未来農学」の学びが
始まります。

■豊かな未来社会を切り拓くための『科学』を学ぶ

農学部は、深刻化・複雑化した現代社会の課題を解決し、持続可能でありながらも豊かな未来社会を切り開くために必要な、科学(自然科学+社会科学)を広く深く学ぶ学部です。本学部では、食・生命・環境の分野におけるさまざまな課題を見つけ出し、理論的かつ実践的な提案をして、現場において活躍するために、農学分野の将来の展望や技術的進歩、社会的変化に焦点を当てた学びを基盤として、各学科で特定の専門分野を究めて深く学ぶことで、未来を切りひらく力を身につけます。
※記載内容は現在構想中のものであり、今後変更となる可能性があります。



食品フロンティア科学科
 食材や食品の機能性向上を創出
特色

●化学や生物の学びを発展させ、生物資源のさまざまな可能性、特に嗜好と健康に与える影響について解明
●加工による食品の機能強化や生物資源の持続的活用などの科学技術の発展に貢献

養成する人材像

●食品や食材などの新しい未来を開拓することで、持続可能で健全な食の推進など農学のポストハーベスト分野で社会に貢献することのできる人材

開設予定科目(抜粋)

●食品学、微生物学、分子栄養学、ファインケミカルズ-有機科学-、食品機能の科学、食品加工・貯蔵の科学、食と免疫、インダストリーと微生物、代謝生化学、食品機能性開発と酵素、フューチャーフードサイエンス、バイオリファイナリー、食品分析実験など

めざせる職業

●食品・化粧品・化学・バイオ・製薬関連企業、公務員、教員他

生物生産イノベーション科学科
 生物生産に関わる革新的な技術の創出
特色

●動物・植物・昆虫・微生物・土壌を対象とした生物生産の課程について理解を深め、イノベーションにつなげる
●生命科学の探求により、持続可能な科学技術の発展に貢献

養成する人材像

●農学、環境、バイオサイエンス関連分野においてイノベーションを創出できる行動的知性を備え、社会に貢献することのできる人材

開設予定科目(抜粋)

●植物/動物生産の基礎、分子生物学、植物/動物生理学、植物保護学、遺伝子工学、植物遺伝育種学、野生動物管理学、種苗ビジネスと技術革新、応用昆虫学、フィールド実践演習、生命科学実験、分子生物学実験など

めざせる職業

●農畜産・食品・バイオ・製薬関連企業、公務員、教員他

環境システム科学科
 持続可能な流域圏の生物基盤をデザイン
特色

●自然科学の基礎理論と持続的かつ合理的な流域圏のデザインを理解し、環境問題の解決やデジタル技術を活用する方法について学ぶ
●2年生後期から、①田園空間の総合的デザインや生産環境システムの設計・制御に関わる「農業環境工学プログラム」または②木材生産と環境保全に関わる「森林科学プログラム」に分属
●JABEE(日本技術者教育認定機構)による技術士補の国家資格を取得

養成する人材像

●技術者として、田園や森林の環境保全などを通して持続的な社会づくりに貢献できる人材

開設予定科目(抜粋)

●植物/動物生産環境学、流域水文学、田園/植物生態学、バイオマス利用管理学、スマート農林業の実践と課題、気候変動へのレジリエンス、圃場/森林機械学、測量・環境計測学、環境解析法、森林科学実験、環境工学実験など

めざせる職業

●技術系公務員(農業工学,林学)、環境・建設・住宅・機械・IT関連企業、教員他

エコロジカル社会経済学科
 環境と社会と持続可能性を目指す
特色

●食料やその生産基盤となる農林業に関する問題について、経済学や社会学など社会科学の領域から学ぶ
●生産や環境負荷、消費者ニーズ、循環社会、政策など幅広い専門知識や理論を身につける

養成する人材像

●社会・地域との連携を図りながら、社会課題の解決策の実践に取り組める行動力を備え、社会に貢献することのできる人材

開設予定科目(抜粋)

●ポリティカルエコロジー、国際アグロエコロジー、国際農業経済・経営学、農業経済学、アグリビジネス論、フードシステム論、食と農と地域の社会学、環境共生経済学、田園計画論、など

めざせる職業

●公務員(農業・行政)、農林畜産・食品関連企業・金融関連企業、教員他