JP/EN

生物資源科学科 教員紹介

生物資源科学科

教授

房 相佑 種・属間交雑によるアブラナ科近縁野生種の持つ有用形質の栽培種への導入について研究しています。
平井 英明 日本人の主食であるお米を生み出す水稲に関する研究をフィールドで行っています。中でも堆肥の継続的な施用による水田の土壌、水稲の生育および米の品質への影響や育苗培土の開発について研究しています。
福井 えみ子 ウシの成長に関わる遺伝子と初期胚の発生速度に関する研究および野生動物の遺伝的多様性の歴年的変化について研究しています。
山根 健治 切り花や鉢花の品質保持、モモの早期開花などについて生理学や分子生物学的な手法で研究しています。園芸福祉やユニバーサル農業についての調査、LED照明を用いた挿し木方法など、園芸について幅広く研究しています。
園田 昌司 農業生産の現場で大きな問題となっている殺虫剤抵抗性の管理、天敵の機能強化を通じて、害虫管理に貢献することを目指しています。
松本 浩道 哺乳動物の発生と生殖の仕組みを明らかにするとともに、発生工学的手法を開発し、優良家畜などの増産に貢献することを目標としています。
岩永 将司 ヒトとウイルスの関係よりもずっとずっと長い間、昆虫ウイルスと昆虫は激しいせめぎ合いを繰り広げてきました。私達は、高度な進化を遂げた昆虫ウイルスの増殖機構を明らかにするための研究を行っています。
青山 真人 私たちヒトと同じく、家畜もストレスを感じます。現在私たちは、家畜のストレスを軽減する方法について、研究を進めています。特に、輸送(トラック等の乗り物で運ばれること)ストレスの研究に力を入れています。

准教授

柏木 孝幸 イネの生産性や品質向上を目的として、遺伝的要因 (遺伝子や遺伝子座) と環境要因 (栽培条件等) について研究しています。
高橋 美智子 生殖生長、種子成熟と形態形成の植物栄養学、細胞内金属制御機構、環境ストレスと植物について研究しています。
西川 尚志 トマトと、栃木県が生産高日本一を誇るビール麦を実験材料として、植物が病気になる分子メカニズムを解析しています。
大西 孝幸 ダイコン、ハクサイ、キャベツ、ケール、ナタネなどのアブラナ科作物からイネや生薬(漢方薬の材料)まで、いろいろな作物を研究材料としています。研究内容としては、オルガネラゲノム(ミトコンドリアゲノムと葉緑体ゲノム)が担う役割に着目し、オルガネラゲノムの多様性を育種(品種改良)に役立てるための挑戦を続けています。
豊島 由香 どのような物を食べるかによって、動物の身体の中で起こる反応は変化します。私たちは、栄養状態の変化、特に摂取するタンパク質・アミノ酸の量や質の変化に応じて代謝がどのような仕組みで調節されるか研究しています。
黒倉 健 園芸作物の中には、毎年一定の季節になると実をつけるものがあります。これらの植物はどのようにして季節を知るのでしょう?その仕組みを解明するため、バラ科植物の花芽形成について、その機構の研究をしています。

講師

栗原 望 クジラは、なぜ海で生活できるのでしょうか?コウモリは、なぜ飛べるのでしょうか?モグラは、なぜ暗い地中で自由に行動できるのでしょうか?そんな疑問を解くため、動物の体の「かたち」に注目して、研究を進めています。現在は、特に鯨類と鯨類に注目しています。今後は、鯨類に近縁の偶蹄類(ウシ、ブタ、ヤギ、シカなど)の体も調べたいと思っています。

助教

煉谷 裕太朗 栃木県の特産品であるイチゴに感染するウイルスを始めとする植物ウイルスを用いた解析手法の開発や、ウイルスの感染に必要な植物の因子の探索を行っています。
神山 拓也 圃場から実験室レベルで環境と植物との関係を調査し、植物の特性を活用した環境調和型の農業技術の開発を目指しています。特に、普段見ることのできない土壌中の根の機能や発育に着目して研究を進めています。
早川 智恵 環境保全と食糧生産を両立できる土壌の管理方法を目指して、土壌有機物の分解・蓄積プロセスの定量やその制御メカニズムの研究をしています。
佐藤 元映 反芻動物を対象とし、生産性の向上やメタンの低減を目指して飼料に関する研究を行っています。
また、第一胃(ルーメン)の中にいる微生物が飼料の消化や栄養生理にどのように関連しているのかも研究しています。

助手

香川 清彦 アブラムシ類について、まだ名前が付けられていない種や外国から日本に侵入したと考えられる種の種名を明らかにすること、および、生態が不明である種の生態を明らかにするための研究をしている。