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農学部について
農学部長からのメッセージ

「農学」で自らを鍛え未来を見る目を養う

 農林業と関連する産業は、百年前どころか三千年前の過去でも百年後の未来でも、人間の生存にとって必須の分野です。そして、常に時代に合わせて変化します。たとえば、日本人がトマトやキャベツ、玉ねぎ、牛肉を食べるようになったのは明治以降たかだか百年ほどですが、今では最重要な農産物です。このような変化する農林業の基本は生物ですので、DNAの解析技術が急速に進歩している現在では、生物の遺伝子レベル、分子レベルからの理解と応用が進んでいます。また栽培の機械化が進み、コンピューターで生育を管理する時代に突入です。一方で、環境を保全し、持続的で循環型の社会の構築も農学部の極めて大切な課題です。このように、「農学」では総合的な知識が必要です。
 このように「農学」を基本に幅広く勉強するための心構えとして、まず最重要な点は頭脳を鍛えることです。たとえばサッカーや野球、卓球が上手になるため、楽器を上手に演奏するためには練習が必要です。勉強も同じで、頭脳の成長を見ることは難しいですが、日々の鍛錬で能力が伸びていきます。次に世界に目を向けましょう。プロのスポーツや音楽で世界に羽ばたくのは大変です。しかし、現代は海外に簡単に行け、インターネットで外国とコミュニケーションがとれる時代ですので、学問の世界で世界を見て挑戦することが出来ます。その力を訓練する場が大学です。そして最後に、respectとacceptの基本を理解しましょう。相手を全否定せずに相手の立場を尊重し、受け入れることがコミュニケーションの第一歩です。頭ごなしに否定されれば誰でも不愉快な思いをします。お互いに相手の立場を理解する努力をすれば、おのずと人間関係を良好に出来ます。
 魅力ある教育の場で頭脳を鍛え、世界に目を向け、幅広い「農学」の知識で未来を見通す力を身に付けましょう。

農学部長 夏秋 知英
(なつあき ともひで)

 

 

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