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宇都宮大学農学部 生物資源科学科 地質学研究室 (生物生産科学科植物生産学コース)

電話 028-649-54247

〒321-8505 栃木県宇都宮市峰町350

NZ調査隊の記録2 History of NZ Field Research Team

2009年3月 (March in 2009)

ワイへケ島      
調査隊メンバーディナー

2009年3月2日〜3月13日 New Zealand 地質調査(Waiheke島,Kawakawa Bay, Rakino島およびArrow Rocks島の調査)
宇都宮大学:相田吉昭
兵庫教育大学:竹村厚司准教授,西村年晴教授,有道(修士2年),小森はる奈(修士1年)
愛媛大学:堀 利栄准教授,宮崎大学:山北 聡准教授,東北大学:高橋 聡(博士1年)
University of Auckland: Bernhard Sporli博士
GNS Science: Hamish Campbell博士,Chris Adams博士
レンタカーはTOYOTA Pradoを利用する.
本調査は兵庫教育大学 竹村厚司(研究代表)「古生代・中生代境界直後の放散虫群集の変遷」2009〜2011に基づく海外調査である.

【研究成果】
  • ワイヘケ島のIsland Bayに分布する三畳紀最下部層の黒色チャート・黒色頁岩層の地質調査を実施した.三畳紀最前期(Griesbachian)の黒色層状チャートの層序断面から岩石試料を多数採取しました.
  • カワカワベイのTawhitokino Beachにおいて,ジュラ紀緑色珪質泥岩層の地質調査を行い試料を多数採取しました.
  • オークランドの北東に位置するラキノ島を初めて訪れ,海岸線沿いに地質調査の概査を行った.マオリガーデン・ベイにおいて,赤色チャート,緑色泥岩から砂岩層へ漸移する層序断面の存在を確認しました.
  • ファンガロア地域のアローロックス島の調査を行いました.

    2006年11-12月 (November-December in 2006)

    NZ調査隊とカウリNZ調査隊

    マヒネプア半島半島先端

    マヒネプア海食台Bernhard Sporli

    2006年11月28日〜12月13日 New Zealand 地質調査隊 (Mahinepua半島,Arrow RocksおよびRussellの調査)
    宇都宮大学:相田 吉昭
    兵庫教育大学:竹村 厚司准教授,芦原知恵(3年生),松香温子(3年生),宮崎大学:山北 聡准教授
    山口大学:鎌田祥仁准教授,中谷大輔(4年生),東北大学:高橋 聡(修士1年)
    愛媛大学:榊原正幸教授,菅原(4年生)
    University of Auckland: Bernhard Sporli博士
    レンタカーはTOYOTA Previa 白と灰色の2台を利用する.
    本調査は兵庫教育大学 竹村厚司(研究代表) 「放散虫類は古生代・中生代境界で絶滅したか-三畳紀最前期放散虫化石の古生物学的研究」2004〜2006に基づく海外調査である.

    【研究成果】
  • ファンガロア地域のマタウリベイ周辺,Piapia BayおよびOmorere Reefの地質調査を行い,黒色リン酸塩ノジュールを多数採取しました.
  • マヒネプア半島のチャート,緑色珪質泥岩,塊状砂岩へ至る層序断面の再調査を行いました.      
  • マヒネプア半島の尾根沿いのwalking track沿いに半島の先端部まで踏査し,マヒネプアセクションの全景を写真撮影しました.      
  • アローロックス島の地質調査を行い,Unit 7の珪質泥岩層の詳細な柱状図と試料採取を行いました.      
  • ベイオブアイランズ地域,RussellのLong Beachセクションの地質調査を行う.      
  • Kuri IIでマタウリベイの南の海岸線沿いにクルーズを行い,岩相分布の調査を行ないました
  • GNS Science Monograph, Arrow Rocks Volumeの最終原稿打ち合わせを行ないました.

    2006年3月 (March in 2006) INTERRAD XI Excursion in Northland, New Zealand

    アローロックスアローロックスUnit3

    アローロックス竹村アローロックス相田

    アローロックス隼人バス相田

    Group PhotoGeyser at Rotorua

    2006年3月10日〜3月28日 New Zealand 第11回国際放散虫学会(INTERRAD XI)のExcursionおよび本学会に出席
    宇都宮大学:相田 吉昭助教授, 高橋 隼人(4年生)
    兵庫教育大学:竹村 厚司助教授,愛媛大学:堀 利栄助教授,宮崎大学:山北 聡助教授
    University of Auckland: Jack A.Grant-Mackie博士,Bernhard Sporli博士
    GNS Science: Chris Hollis博士, Hamish Campbell博士,Chris Adams博士


    【研究成果】
  • INTERRAD XI エクスカーションでは,マヒネプア半島やアローロックス島などの地質について,宇都宮大学の相田と兵庫教育大学の竹村先生が現地でガイドと解説を行いました.
  • 宇都宮大学から4年生の高橋隼人くんが参加しました.
  • Kawakawa Bayへ向かう途中で,バスのタイヤがパンクするというハプニングがありましたが,持ち時間にフィールドの解説を行いました.

    2006年3月 (March in 2006) INTERRAD XI at Te Papa in Wellington, New Zealand

    Group PhotoRad Group

    Chris & AnitaProfs Sakai & Sporli

    Ras GroupPoster presentation

    2006年3月10日〜3月28日 New Zealand 第11回国際放散虫学会(INTERRAD XI)がWellingtonにある国立博物館TePapaで開催されました.宇都宮大からは酒井先生はじめ,相田,舟川 哲,高橋隼人が参加しました.
    宇都宮大学:酒井豊三郎教授,相田 吉昭助教授,舟川 哲(大学院研究生),高橋 隼人(4年生)
    兵庫教育大学:竹村 厚司助教授,愛媛大学:堀 利栄助教授,宮崎大学:山北 聡助教授
    山口大学:鎌田祥仁准教授,中谷大輔(4年生)
    University of Auckland: Jack A.Grant-Mackie博士,Bernhard Sporli博士
    GNS Science: Chris Hollis博士, Hamish Campbell博士,Chris Adams博士
    University of Auckland: Bernhard Sporli博士
    GNS Science: Chris Hollis博士,Hamish Campbell博士

    【研究発表】
  • 相田ほかは,"How radiolarian studies have helped to explain the Permian-Jurassic stratigraphy of Northland"というタイトルで基調講演を行いました.ポスター発表は,"Reexamination of Haeckel's Radiolaria from the Challenger plankton, sounding and dredge stations"のタイトルで発表を行いました.
  • NZ地質調査隊の記録 1 (History of NZ-Japan field research team for NZ geology in 2010-2012)


  • 地質学

    宇都宮大学農学部地質学研究室
    〒321-8505
    栃木県宇都宮市峰町350
    TEL.028-649-5427

    この放散虫ステンドグラスは平成22年度農学研究科修士課程を修了した加藤摩利子さんのお姉さん,加藤摩耶子さんが制作された作品です.

    ホームページの作成にあたっては,土壌学研究室HPのテンプレートを利用させていただきました.快く提供していただきました土壌学研究室の星野幸一氏に感謝いたします.