酒井 佑一
さかい ゆういち
助教/
森林工学分野/
砂防工学研究室
Assistant Professor
Yuichi SAKAI

プロフィール
生年月(出身県等)
1991年9月(和歌山県)

学  位
博士(農学)

専門分野
砂防工学

研究テーマ
土石流の流れのメカニズム解明

教育活動
(学)農学部コア実習(分担),基礎実験(分担),砂防工学,治山砂防計画法,砂防工学実習,森林水文学(連絡教員)
(院)森林環境制御学


学協会活動
 砂防学会,日本森林学会,日本地質学会,日本地球惑星科学連合,米国地球物理学連合,欧州地球科学連合

自己紹介
 紀(木)の国,和歌山県で生まれ,山・川・海に囲まれて育ちました。幼い頃はよく自然の中で過ごし,砂遊びなどが好きだった記憶があります。大学進学とともに,東京に移りました。もともとは地球物理学に興味があったのですが,縁あって(?)森林科学科に進学することになりました。博士課程では,土石流の流れのメカニズムの研究をテーマに選びました。研究では,水路に水と土砂を流してミニチュア土石流を作り,流れを観察する「大人の砂遊び」を行っていました。 博士取得後は京都に移り,比叡山・大文字山を眺めながら2年弱過ごしました。分野も地質学に移り,研究フィールドを山から海に変えて,深海の土石流を研究していました。その後,宇都宮大学に砂防工学の教員として赴任し,現在に至ります。近年は洪水・土砂災害や気候変動など,森林にも関わる様々な問題が生じています。これらを解決するには自然科学の知識のみでは難しく,総合科学としての森林科学が果たす役割は大きくなっていると感じます。専門である砂防工学を中心として,幅広い視野に立って研究していければと思っております。