卒業論文

卒業論文について

 卒業論文は必修単位です。4年次の6月に卒論テーマの発表会を行って研究の方向性を決め、1月末に卒論発表会を行った後、論文を提出します。
 卒論テーマ発表では、
 1.森林科学科の卒業論文として適切な課題設定がされている。
 2.研究の目的・方法・課題などが説明されている。
 の2点について評価され、1、2とも満足するものが合格となります。
 卒論発表会では、
 1.発表技術。
 2.質問に対する理解度と回答の適切さ。
 の2点について、各10点満点で評価されます。なお、合計点の最高得点者には、「ベストプレゼンター賞」が授与されます。
 論文については、次の5項目について各10点満点で評価されます。
 1. 森林科学科の卒業論文として適切な課題設定がされている。
 2.研究の意義および目的が示されている。
 3.研究の内容と得られた成果が具体的かつ簡潔に示されている。
 4.調査・実験・解析等で得られた結果についての考察が示されている。
 5.論文の総合的な完成度。
更に、卒論研究プロセスについて、
 1.課題に対する理解度。
 2.計画性と実行能力。
 3.取り組みの姿勢。
 の3点に関して各10点満点で評価されます。以上の「卒論発表会」「卒業論文」「研究プロセス」の合計点により、卒論の成績評価が行われます。なお、卒論成績の最高得点者には、「最優秀論文賞」が授与されます。

卒論開始にあたっての注意事項

卒業論文開始のための単位の必要条件
卒業論文を開始するためには、3年次終了時に下記の条件を満たさなければなりません。
(1) 総取得単位は100単位以上
(2) 学習・教育目標(A)~(F)の総評価のスコアの最低要件を満たしていること(評価基準は達成度評価表を参照)
以上の2条件を満たさない学生については、学科会議に「単位取得計画」を提出させ、指導教員の意見を聞いた上で卒論開始の可否を判断します。