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長尾 慶和
氏 名 | 長尾 慶和 (NAGAO Yoshikazu) |
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所属・職名 | 農学部附属農場
家畜繁殖生理学研究室 教授 |
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生年月日(出身県) | 1960年12月27日 (東京都) |
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最終学歴 | 帯広畜産大学大学院畜産学 研究科獣医学専攻修士課程 帯広畜産大学畜産学部獣医学科 |
学位 | 獣医学博士 |
職歴 | 雪印乳業(株)受精卵移植研究所 |
自己紹介
代々江戸っ子の長尾家の13代目として東京は練馬に生まれる。当時はまだあちこちにキャベツ畑が点在するのどかな中、4歳年下の弟と共にすくすくと育つ。中学2年の時の愛犬"シロ"の死をきっかけに獣医を志し、高校3年になって「どうせ獣医をやるなら大動物の獣医だ。大動物の獣医になるなら帯広畜産大学しかない!」と決心して、平和だった長尾家に嵐を巻き起こす。一浪の後、19歳の春に北海道へ渡り、筆舌に尽くしがたい寮生活を楽しみながら、6年間を帯広で過ごす。大学院修了後、雪印乳業(株)へ入社し、受精卵移植研究所(北海道苫小牧市)に赴任する。ここでウシの受精卵移植技術の実用化や、ウシの卵子や胚の発生工学的利用に関する研究に携わったことが、その後の人生に大きな影響を及ぼすこととなった。 そんなこんなで、平成8年11月に、10年半勤め大変にお世話になった雪印乳業(株)を退職し、同12月に宇都宮大学へやって来てました。宇大とは何の縁もゆかりもなかったのですが、ウシの卵子や精子にとりつかれているうちに、ひょんな縁をきっかけに、やって参りました。それから約6年半、講義や実習、自分の研究室のゼロからのたち上げ、研究室の学生たちとの親睦(たまに?酒あり)、附属農場に約60頭いるウシたちの獣医さん、などをやりながら、毎日をバタバタと過ごしています。 実は、卵子や精子以上にとりつかれていることが一つあります。それはバスケットボールです。中学1年の時から始めて、高校、大学と続け、社会人になってからも年甲斐もなくクラブチームを設立してやってきました。所属したどのチームも、そこそこ良いところまでは勝ち上がるのだけど、全国大会にあと一歩のところで必ず敗退するという、勝負弱さを誇っています。もちろんNBAの、特にMichael Jordanの大ファンで、「精神力こそが人間の底力の根元であり、人間の価値を決める」ということを彼の神憑りなプレーから学びました。一昨年に現役に復帰したので、彼のプレーをまた見ることができてとても幸せですが、今シーズン限りの引退を既に宣言しています。彼の所属するWizardsが何とかプレイオフに残って、いつまでもいつまでも彼の真剣勝負を見ていたいと願う毎日です(がんばれMichael!)。宇都宮へ来てからは余りにも慌ただしすぎて、バスケがほとんどできないのでとても寂しいです。お尻もすっかり小さくなってた今日この頃です。 では今日はここまでにしておきます。ここまで読み続けて下さった方はどうもありがとう。もし、ウシやバスケットボールのことに(もちろん研究内容についても)興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡下さい。お待ちしています(2003年4月4日)。
専門分野
動物繁殖学、動物発生工学、再生医学、家畜飼養学
研究テーマ | ウシ卵子の体外受精と初期発生に関する研究 周産期乳牛の栄養管理に関する研究 イヌ卵子の体外成熟と精子の凍結保存に関する研究 ヒトiPS細胞のヒツジ胎子内造血系分化誘導に関する研究 |
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研究発表 | 論文・著書等のリストはこちら |
授業科目 | 【学部】生物学(概論)、分子生命科学 II、家畜生産学概論、家畜生産学実習、農業実習 【院】家畜生産学特論 |
受賞等 | 第96回日本繁殖生物学会優秀発表賞 「サルES細胞のヒツジ胎子への移植によるサル造血をもつキメラヒツジの作出」 |
学協会活動 | 日本畜産学会、日本繁殖生物学会、日本発生生物学会、日本哺乳動物卵子学会、国際受精卵移植学会 |
アクセス | Mail:ynagao@cc.utsunomiya-u.ac.jp Tel/Fax:0285-84-1321 |