トップページ教員紹介栗原 望

栗原 望

氏 名 栗原 望
(KURIHARA Nozomi)
所属・職名 農学部生物生産科学科
動物生産学講座
動物機能形態学研究室 講師
生年月日(出身県) 1979年7月24日
(愛知県)
最終学歴 名古屋大学大学院
生命農学研究科博士後期課程
長崎大学水産学部
学位 博士(農学)
職歴 名古屋大学大学院
生命農学研究科 非常勤研究院
国立科学博物館動物研究部 
支援研究院
山口大学共同獣医学部 助教
宇都宮大学農学部 講師

自己紹介

哺乳類の多様性には驚かされる。考えてみると、陸・海・空、さらに地中までも制覇した脊椎動物は、哺乳類をおいて他にはいないのである。哺乳類は、もともと地上を歩く小さな、動物食の生き物であった。そこから、様々な環境に進出し、それぞれの環境に適応して生きている。その適応と進化の課程を「かたち」から読み解こうとしている。特に、一生を水中で過ごす鯨類には、特別な興味を抱いており、鯨類の体を調べることで、彼らの進化史を明らかにしたいと思っている。もともと陸上生活用につくられた哺乳類の体をどのように変化させて水中生活に適応したのだろうか。なぜ陸よりも海を選んだのか。そんなことに想いを馳せながら、日々研究している。今後は、彼らの進化史をより理解するためにも、鯨類と近縁の偶蹄類(ウシ、ブタ、ヤギなど)についても調べていきたいと思っている。動物の体は不思議に満ちている。どんな動物でも見れば見るほど、謎が深まり、知りたいと思う。知りたいことを知る、そんな単純なことを続けている。  なんでも楽しくやることをモットーとしている。結果、くだらない事に時間を割いてしまうことも多いが、忙しい現代において、どこまでゆとりを持って楽しめるか、くだらない事に熱中できるか、挑戦したいと思う。

専門分野

分類学、形態学、分子生物学と核学も少し。

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研究テーマ 哺乳類(特に鯨類)の分類、進化、系統、その他気になること
研究発表 文献リストはこちら
授業科目 生物学(細胞)
学協会活動 哺乳類学会、日本セトロジー研究会
アクセス Mail:nozomi-k@cc.utsunomiya-u.ac.jp  Tel:028-649-5480

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