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青山 真人
氏 名 | 青山 真人 (AOYAMA Masato) |
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所属・職名 | 農学部 生物資源科学科 動物機能形態学研究室 准教授 |
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生年月日(出身県) | 1968年10月17日 (兵庫県) |
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最終学歴 | 東京大学大学院農学 生命科学研究科博士課程 京都大学農学部 |
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学位 | 博士(農学) |
自己紹介
子供の頃から、動物の動きを観るのが好きだった。小学生の頃、飼っているイヌが出産する時、近所の林に自分で穴を掘って巣を作って産んだのをみて感心したのを覚えている。子犬のときから飼っているので、誰に教えられたわけでもないのに。また、この私が飼っていたイヌは、近所に巣を作っていた野生のアナホリフクロウによくちょっかいを出しに行っていた。フクロウには、3羽のヒナがいた。私のイヌはいつも親フクロウに返り討ちに合って、傷を追って帰ってきていた。ある日の夕方、私がこのイヌを連れて散歩していると、親フクロウが後ろから音もなく飛んできて、私のイヌに一撃食らわせてそのまま飛び去っていった。憎い相手のことをよく覚えているのだ。私のイヌもすごいが、あのフクロウもすごい。将来は動物学者か獣医になりたかった。
1996年から、宇都宮大学の農学部の、動物機能形態学研究室で働かせてもらっている(この自己紹介文を書いているのが2016年だから、もう20年になるのか・・・)。一応、昔からの夢がかなったと言える。今の研究では、ヤギ、ウマ、ブタ、カラス、ハトなどの行動を観察することが主な仕事である。研究のための観察でも、普段の世話で目にする様子でも、彼らの行動を見ると、その精妙さに感心し、また、新たな発見がある。50歳がすぐそこに見えてきた今でも(もうすぐ48歳)、昔と変わらない感情が湧き起こってくる。「なぜ、そんなことができるのだろうか?」。今の主な研究内容は、「家畜のストレス軽減」だが、彼らを観ていて思いついた、いずれ確かめてみたい「ネタ」が幾つかある。
今、日本の大学にはいろいろなことが求められて、結構な量の雑務がある。私も今は、実際には動物の行動を観ている時間はほんのわずかで、ほとんどの仕事はデスクワークである。現在の「家畜のストレス」のテーマもなかなか進められないのに、「いずれ確かめたいネタ」は、着手できる日が来るのだろうか・・・? でも、ふんばって、少しずつでも、進めようと思う。おそらく、「知りたい」という想いこそが、普段の雑務の疲れを吹き飛ばす最もよく効く薬なのだ。
この自己紹介文を読んで頂いた貴方! このサイトにアクセスして頂いた、ということは、動物に、特に動物の行動学に興味を持たれているのではないですか? 学部生、大学院生、ポスドク、共同研究者、どんな形であるかは分かりませんが、私たちとともに、「動物の行動の不思議」を解明する仕事をしませんか!? 興味を持たれた方、連絡を下さい!
2016年9月7日
専門分野
動物行動学、神経行動学
研究テーマ | ヤギの輸送ストレス、特に乗り物酔いについて ウマの情動や行動に関する研究 ブタの問題行動 野生動物、特にカラスの研究 |
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研究発表 | 論文・著書等のリストは こちら |
授業科目 | 動物生理学、動物行動学、生物統計学、動物の生理・形態・行動に関する実験・実習 |
学協会活動 | 日本畜産学会、日本獣医学会、日本家畜管理学会(編集委員長)、神経科学学会、応用動物行動学会、日本ウマ科学会、ヒトと動物の関係学会 |
受賞等 | 第14回宇都宮大学 ベストレクチャー賞 (動物行動学、2016年度) |
社会活動 | 障害者乗馬のアドバイザー、ボランティア アニマルウェルフェア(AW)に配慮した家畜輸送等指針作成事業・指針検討委員 |
アクセス | Mail:aoyamam@cc.utsunomiya-u.ac.jp Tel:028-649-5438 Fax:028-649-5401 |
おまけ | がらぱごすのページ |