宇都宮大学 農学部附属農場ASIAGAP認証農場ロゴマーク_A090000014_国立大学法人宇都_宮大学農学部付属農場 JGAP認証農場ロゴマーク_L090000007_国立大学法人-宇都宮大学農学部付属農場

教育・研究プログラム

実習教育プログラム

これまで附属農場は、農学の専門分野を実践的に学ぶ場として位置づけられていましたが、近年では農学の専門基礎教育、および食と生命に関する基盤を学ぶ場としても活用されています。具体的には以下の実習が宇都宮大学に所属する学生に向けて開講されています。

実習教育プログラム

学部・学科 学年・履修時期 授業名
農学部・生物資源科学科 1年次・通年
2年次・通年
2年次・不定期
農学部コア実習
フィールド実習Ⅰ(植物分野/動物分野)
フィールド実習Ⅱ(植物分野/動物分野)
農業経済学科 1年次・通年 農学部コア実習
農業環境工学科 1年次・通年 農学部コア実習
応用生命科学科 1年次・不定期 農学部コア実習
森林科学科 1年次・不定期 農学部コア実習
全学部(基盤教育科目) 1年次・前期 食と生命のフィールド実践演習

研究プログラム

附属農場には4人の専任教員が所属し、それぞれの専門分野の実習において講義・指導を行うほか、研究室に配属された宇都宮大学農学部の学生、および宇都宮大学大学院農学研究科(修士課程)と東京農工大学大学院連合農学研究科(博士課程)に所属する大学院生に対し、学位の取得に向けた研究指導を行っています。

作物生産技術学研究室(高橋行継)

水稲を中心に「省力・低コスト」をキーワードに実用的な研究を推進しています。「お米」は国民の主食、「米作りは」独自の文化でもあり、水田は環境保全にも大きく貢献していることから、大規模経営のみならず中小零細規模の稲作農家にも貢献可能な技術が求められています。この一見相反する対象を結びつける課題として育苗技術や施肥方法改善、省力散布除草剤などの研究を推進しています。このほか、附属農場育成の水稲品種「ゆうだい21」の高品質多収栽培法の研究も行っています。

園芸生産技術学研究室(池田裕樹)

トマトやタマネギなどの野菜を中心に、園芸作物の品質や生産性を高めるための基礎研究を行っています。トマトでは、現在流通している栽培種の祖先である近縁野生種が有する、果実品質に関する有用形質や遺伝子について研究を行っています。タマネギでは、可食部(りん茎)が肥大する仕組みについて、日長や温度などの環境条件と遺伝子発現の関係に注目して研究を行っています。広大なフィールドを活用した栽培試験から遺伝子解析まで、様々なアプローチから研究を進めています。

 

家畜繁殖生理学研究室(長尾慶和)

実験室における家畜繁殖学や動物発生工学分野の基礎研究、フィールドにおけるウシの飼養管理学分野の応用研究を中心に、基礎と応用を結びつける様々な研究を行っています。具体的には、繁殖学・発生工学分野では、ウシの体外受精や顕微授精、イヌの卵子成熟や精子凍結保存、ヒツジ胎子微少環境を活用したヒトiPS細胞の造血系分化誘導などに関する研究、飼養管理分野では、ウシの放牧、飼料添加剤、周産期疾病の予防などに関する研究に取り組んでいます。

 

生産流通システム工学研究室(柏嵜 勝)

農業生産現場から産出される製品の生産から販売までの各プロセスにおける品質の向上と価値の最適化に関する研究を行っています。一例として、日本産完熟イチゴの世界展開技術の開発、非破壊品質評価技術の開発、高品質維持輸送資材の開発、外的刺激に伴う果実内反応と品質の関係、最新ICT&IoTを活用した生産~消費プロセスの可視化システムの開発に取り組み、国際味覚審査機構(iTQi)の優秀味覚賞三ツ星を日本産青果物として世界で初めて受賞しました。

教員紹介・教育関係共同拠点事業

 

附属農場は全国トップレベルの総面積と分野の多様さ、充実した実習内容とスタッフ、首都圏から1時間半ほどで来られるアクセスなどが高く評価され、2010年度より全国の大学農場に先駆けて「教育関係共同利用拠点」に認定されました。それ以来、栄養分野、環境分野、教育分野あるいは医学分野など、首都圏を中心に様々な大学・学部に所属する学生を受け入れて実習を行っています。農作物の栽培や収穫実習、乳牛の飼養管理や搾乳実習、収穫した生産物を活用した加工実習、実験室で行う生殖科学実験などを、各大学の希望に応じて組み合わせたオーダーメイドな実習として行なっています、また、全国から希望者が参加可能な公募型の実習も実施しています。詳しくは教育関係共同利用拠点のホームページをご覧ください。