宇都宮大学 農学部附属農場ASIAGAP認証農場ロゴマーク_A090000014_国立大学法人宇都_宮大学農学部付属農場 JGAP認証農場ロゴマーク_L090000007_国立大学法人-宇都宮大学農学部付属農場

宇大ブランド品開発プロジェクト

附属農場で生産された農産物は、学生・大学院生の実習や研究に使用されるほか、宇都宮大学峰キャンパス・陽東キャンパスでの農産物販売会や、地域のイベントなどで販売されています。販売情報などは、附属農場ホームページ、公式SNSで随時お知らせしています。

附属農場産農産物のブランド「うぶ」

附属農場で育種した水稲品種「ゆうだい21」は全国各地で栽培されており、大手コンビニエンスストアのお弁当で使われています。附属農場ではお米以外にも、ナシやブドウなどの果物、ハクサイやネギなどの野菜、うどんの乾麺などを生産し、学内外で販売しています。これら農産物の統一ブランドとして、2020年12月21日に「うぶ」がデビューしました。「うぶ=UBU」は、“Utsunomiya University Brand”の頭文字からとったロゴで、同時に大学農産物の新鮮さを表現しています。また、ロゴマークは、鳥がうぶごえをあげる瞬間のシルエットをイメージしています。附属農場で飼養されている乳牛産の放牧乳を活かした牛乳や乳製品のブランド「純牧」とともに、宇都宮大学の2大ブランドとしてアピールを進めています。

  • 宇都宮大学農産物新ブランド うぶ
  • 宇都宮大学農産物新ブランド うぶ

附属農場で栽培された新鮮な農作物

附属農場で生産された農作物は、主に4月から12月にかけて販売しています。大学内で販売するキュウリやキャベツ、ゴボウ、ハクサイ、ニンジン、ダイコンなどの野菜は販売当日に収穫に収穫し、鮮度の良さにこだわっています。またニホンナシやブドウ、リンゴ、クリなどの果樹は様々な品種を栽培しており、市場ではなかなか見られない珍しい品種も少なくありません。皮ごと食べられるブドウ「シャインマスカット」や、栃木県で育成されたニホンナシ「にっこり」など話題の品種も販売し、人気を博しています。

  • 附属農場で栽培された新鮮な農作物
  • 附属農場で栽培された新鮮な農作物

「ゆうだい21」は、1990年に附属農場のハイブリッドライス試験水田で見つかった突然変異株を元に育成され、2010年1月に品種登録されました。品種名は「雄大」な稲の姿、宇都宮大学の愛称「うだい」から命名されました。品種の外観上の特徴は草丈が長く、穂も大きい点です。また最大の特徴である独得の粘りがある食味は、コシヒカリと同等以上の評価を受けています。冷めたり電子レンジで再加熱した際にも優れた食味が失われにくい特性は、国内大手米卸業者から高く評価され、コンビニエンストアのおにぎりやチルド米飯にも使用されています。附属農場では「ゆうだい21」の普及に向けて、栽培に関するサポートも行なっています。詳しくは「ゆうだい21ホットライン」をご覧ください。また「よくある質問Q&A」栽培暦も公開しています。

  • 宇都宮大学オリジナル水稲品種「ゆうだい21」
  • 宇都宮大学オリジナル水稲品種「ゆうだい21」
 

乳製品-純牧シリーズ-

畜産分野では、乳用牛と肉用牛を約30頭ずつ飼養管理し、教育・研究・生産活動に活用しています。とくに乳牛は、広大な牧草地を活かした特徴的な放牧飼養により管理されており、得られる生乳は放牧乳特有の豊かな風味を有しています。この生乳を活かして、地域の様々な企業と連携し、附属農場産の生乳を100%使用した牛乳「純牧」、モッツァレラチーズやモッツァレラチーズのたまり漬けなどのフレッシュチーズ、バターや焼き菓子などを「純牧シリーズ」として販売しています。
このほかに、附属農場産の小麦を100%使用した乾麺「宇どん」を販売しているほか、新たな宇都宮大学ブランド品の開発を進めています

  • 乳製品-純牧シリーズ-
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