トップページ教員紹介福森 理加

福森 理加

氏 名 福森 理加
(FUKUMORI Rika)
所属・職名 農学部附属農場
家畜繁殖生理学研究室 助教
生年月日(出身県) 1985年8月15日
(島根県)
最終学歴 広島大学大学院
生物圏科学研究科
博士課程後期
学位 博士(農学)

自己紹介

乳牛は食べたエサを消化し、吸収した栄養素を使って体内でミルクを作り出します。 体の中に吸収した栄養素を、ウシは体の中に蓄えて太るのか、それともよりたくさんのミルクを作るように頑張るのか、 こういったことには体の中の栄養素の行き場を調節する代謝ホルモンが関係しています。 乳牛はミルクを作るプロであり、高度な栄養管理が求められます。 また、日本では自給飼料をつかって乳牛を持続的に飼う技術も重要になってきました。 飼料、畜舎の設備、気候など、ウシの飼養環境は様々ですが、それぞれで最適な栄養管理を可能にすることを目的に、 代謝ホルモンと栄養素の相互作用を視点としてウシの生産や健全性をコントロールするアプローチを考えていきたいと思っています。 私の研究では、実際にウシやヒツジを用いて解析を進めています。 学生時代は畜産への興味はそれほどありませんでしたが、そんな私がこの分野で今まで取り組み続けることができたのは、 単に動物が好き、というだけではなく、乳牛の栄養学の面白さ、難しさ、奥深さ、 そしてなによりこの分野をとりまく人たちに魅了されてしまったからかもしれません。 ウシの栄養管理に興味のある人、一緒に勉強していきましょう。 また、フィールドワーク、ラボワーク両方に興味があって決めかねている人、 何がやりたいかわからない人、などなど気軽に声をかけてください。

専門分野

家畜栄養生理学

[ キャプション ]
研究テーマ 乳牛の飼養管理に関する研究
(反芻動物に特有の栄養代謝機構に着目して、特に代謝ホルモンの分泌調節機構 および栄養代謝調節作用について明らかにする研究を行っています。)
研究発表 文献リストはこちら
授業科目 【学部】農学部コア実習(分担)、フィールド実習I(動物分野)(分担)、フィールド実習Ⅱ(分担)、 家畜生産学(分担)、動物生産学概論(分担)、アグリバイオサイエンスの展望と課題I(分担)、 食と生命のフィールド実践演習(アクティブ・ラーニング科目)(分担)
【院】生物生産科学特別講義Ⅳ
学協会活動 日本畜産学会、家畜栄養生理研究会
アクセス Mail:fukumori@cc.utsunomiya-u.ac.jp  Tel/Fax:0285-84-2426

ページトップへ