応用生命化学実験の紹介1(生体成分分析法①)

皆さんこんにちは!学科事務室職員です。昨年度に引き続き、2023年度も学生実験の様子をご紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします! 今回ご紹介するのは、3年生の必修科目である応用生命化学実験から「生体成分分析法」と言う、生体内で起こる諸反応を試験管内で再現する実験です。こちらは、昨年度ご紹介した「クロマトグラフィー分析法①  」と同じ教員が担当しています。 実験は数日間に分けて行われ、初日は糖質の定性実験を行いました。

濃硫酸等の劇物を使用するので、白衣・ゴーグル・手袋の着用は必須。ドラフトの中で慎重に作業を行います。1年生の頃から実験してきているので、大分手慣れた様子です。 それでも、危険がないようにTA(大学院生)や教員が傍で見守っています。

調整済みの溶液を加熱したり別の溶液を加えることで化学反応が起き、最初はほぼ同じ色だった溶液がそれぞれ異なる色に変化しました。(写真が遠くてすみません) これらの反応の違いから、各試料中の糖質を類推していきました。