宇都宮大学 農学部 フロンティア食品科学科

豊島 由香准教授(Yuka Toyoshima)

研究分野 栄養制御学
主な担当科目 健康栄養学、分子栄養学、化学実験基礎、フロンティア食品科学実験
所属大学院 農芸化学プログラム
連絡先 yukat[@]a.utsunomiya-u.ac.jp
研究室HP
研究シーズ集 https://www.sic.utsunomiya-u.ac.jp/researchseeds/agr_abr_yuka

栄養状態に応答した代謝制御機構に関する研究

どのような物を食べるかに応じて、動物の身体の中で起こる反応は変化します。私たちは、栄養状態の変化、特に摂取するタンパク質・アミノ酸の量や質の変化に応じて、糖や脂質の代謝がどのような仕組みで調節されるか、培養細胞や遺伝子改変動物を用いて研究しています。これらの研究を発展させて、生活習慣病の予防法や治療法の確立に貢献することを目指しています。

研究内容の一部は、夢ナビでも紹介されています↓
https://yumenavi.info/vue/lecture.html?gnkcd=g013588

標準食を与えた動物の肝細胞
低タンパク質食を与えた動物の肝細胞

たとえば、一日のタンパク質必要量に満たない低タンパク質食を動物に与えると、肝臓に中性脂肪が蓄積されます。上の写真は、Oil Red Oという脂質を赤く染める染色液で染色した標準食を与えたラットから採取した肝細胞と低タンパク質食を与えたラットから採取した肝細胞を顕微鏡で観察した図です。赤い点が脂質を示しています。

低タンパク質食を与えたラットの肝細胞では、標準食を与えたラットの肝細胞と比べて脂質が多く含まれていることが確認できます。

なぜ、摂取するタンパク質が不足すると肝臓に脂質が蓄積するのか、その機構や生理的意義を明らかにすることは私たちの研究テーマのひとつです。