コア実習の紹介5(食品の色の化学③)

皆さんこんにちは!先日、教職員紹介の各教員のページに研究シーズ集へのリンクを追加しました。先生方の最新の研究や社会貢献に繋がる取り組みなどをご紹介していますので、ぜひご覧ください! 今回も引き続き、食品の色の化学実験をご紹介します。紫キャベツに含まれるアントシアニンの酸やアルカリ処理による色調変化と安定性を調べました。

紫キャベツパウダーに精製水を加えてよく混ぜ、アントシアニン溶液を作ります。鮮やかな紫の溶液ができました。

5本の試験管にわけ、それぞれ異なる試薬を加えると・・・ (隣に写っている緑の液体は、以前ご紹介したほうれん草溶液です)

試薬を入れた溶液は色が変化してきました!引き続き、試薬を加えていきます。

最終的にこのような色合いに変化しました。ほうれん草や小麦の溶液と比べるとカラフルですね~。

アントシアニンは酸性、アルカリ性で色が変化します。ご家庭でも、紫キャベツを茹でたゆで汁にレモン汁等を加えると再現できますのでお試しください♪ 次回は、「豚肉」を使用した実験をご紹介しますので、お楽しみに~!