応用生命化学実験の紹介6(植物ホルモンの分離とバイオアッセイ)

皆さんこんにちは!急に冬らしい寒さになりましたね。 季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。早寝早起き、たくさん食べて暖かくしてお過ごしください! 今回の実験紹介は3年生の応用生命化学実験より「植物ホルモンの分離とバイオアッセイ」です。 応用生命化学科ではバイオサイエンス教育研究センターの教員からの指導を受けることができ、今回の実験もその1つです。どんな実験なのか、早速見ていきましょう!

稲に試験管で培養した溶液を塗布しているところです。このまま5日間放置します。

5日後の様子。塗布した溶液に反応して稲が曲がりました。まっすぐなものは溶液の反応が出なかったもの(失敗)です。曲がったものは角度を分度器で測定しました。 同時進行でもう1つ稲を用いた実験を進めていきます。

5日前に試験管に仕込んでおいた稲です。発芽して芽が伸びてきています。1本ずつ取り出して長さを図り、成長度合いの違いをチェックしました。

今回は、このように稲を用いた植物ホルモンに関する実験を行いました。 応用生命化学科と言えば食品や化学系を思い浮かべる人が多いと思いますが、植物の研究もできるんです🌾 今回の実験を担当したバイオサイエンス教育研究センターの野村崇人准教授は先日、『2023年度植物化学調節学会賞』を受賞されました!詳細は、本学ホームページよりご覧ください。