応用生命化学実験の紹介3(生体高分子物質実験①)

皆さんこんにちは!先日、関東地方が梅雨入りしました。これから9月頃にかけ、宇都宮では夕方に雷雨になることが多くなります。雷嫌いの人にはつらい季節ですが、頑張って乗り切りましょう!

今回は3年生の応用生命化学実験から、生体高分子物質実験をご紹介します。この実験は、生物高分子材料学研究室の教員が担当しています。 今回の実験ではセルロースアセテートの合成を行いました。・・・と説明されても、職員にはよくわからなかったので教員にかみ砕いて説明してもらったところ、「木の成分からフィルムの原料的なものを作る」実験とのことでした。

セルロースに水を加えて懸濁しているところです。

酢酸を測り取っています。

生成したセルロースアセテートの入った反応液を、水の中に注ぎ込んでいます。写真ではわかりづらいですが、中心に白っぽい塊ができていました。

木の成分からフィルムなんて本当に作れるの?と文系の職員は半信半疑だったのですが、実験の工程を見ていると「なんかできそうな気がする!」と心変わりしました(笑) 化学って面白いな~と改めて感じる実験でした。