日本農芸化学会2016年度大会

  日本農芸化学会2016年度大会(札幌)において,農学研究科生物生産科学専攻応用生物化学講座2年の三井美彩さんが『コラーゲンペプチド酸化体の化学合成と生理活性評価』の演題で発表を行い,社会的インパクト,農芸化学らしさ,科学的レベルなどの観点から,トピックス賞を受賞しました。 本研究では,コラーゲンペプチドの酸化過程に着目して,その予測代謝物を化学合成しました.生理活性を測定した結果,それらに新たな抗酸化性を見出しました。合成された新規コラーゲンペプチド誘導体は,今後,様々な生理活性素材として用いられることが期待されます。なお,本成果は,農学部応用生命化学科天然物有機化学生物化学研究室との学内共同研究により,得られました。