ロゴ
応用生命化学科事務室
峰キャンパス2号館A棟1階
開室時間:9:20~16:20(平日)
電話番号:028-649-5466
メール:seimei*cc.utsunomiya-u.ac.jp
大学院について
  • 修士課程
  • 博士課程
  • 修了生の進路
  • 修士課程について

    宇都宮大学大学院には農学研究科があり、 【生物生産科学専攻 応用生物化学講座】では、応用生命化学科で修得した知識をより一層深化できます。 修学年限は2年で、修了者には修士(農学)の学位が与えられます。

    更に研究者などを目指す場合には、 東京農工大学連合農学研究科へ進学する道も開かれています。

    生命を総合的にとらえる力を修得

    「生命」は生物学、生化学、化学、哲学・倫理・物理などが有機的に連携して構築されています。

     応用生命化学科では、基本的なツールとしての化学に加えて生物やその他の領域も 総合的に学ぶことによって、「生命」を理解することを重視した学修を進めます。

    「有機化学」、「無機化学」、「分析化学」などの基礎的な化学を学ぶ科目や、
    「生物化学」、「分子生命科学」など生命について学ぶ科目だけでなく、
    「化学と生命」のように化学や生物を総合的に広い視座に立って学ぶことのできる科目を取り入れています。

     より発展的な専門科目では、「食品化学」、「食品生化学」、「食と細胞の科学」、「食品免疫学」 など食品に関する内容を学ぶ科目が充実しています。

     また、単に生物を利用した生産を学ぶのではなく、「微生物学」を学修したうえで 「応用微生物学」や「微生物工学」を学ぶ、あるいは高分子について学ぶ際には、 「高分子材料化学」として高分子の化学を学ぶだけではなく「木材化学工学」など 生命にかかわる素材をもとに具体的なイメージを持って学ぶ、と言う様に、 常に生命と化学のかかわりを重視するカリキュラムとなっています。

    開講科目一覧
    講義名教員名講義内容
    応用生物化学研究法講座全教員植物・動物・微生物などの諸機能を研究対象とする応用生物化学諸分野における研究の進め方や研究方法などを修学し、各自の研究遂行に役立て得ることを目的とする。
    応用微生物学特論前田 勇対象とする生物種を微生物に特化して、微生物の種類・分類ならびに増殖様式・生理・代謝など基本を整理した後、微生物機能のバイオテクノロジー分野における応用(培養技術、酵素生産、バイオマスエネルギー変換、微生物生産高分子の利用など)に進める。また、この応用には遺伝子や代謝を改変した微生物の利用も含まれることから、遺伝子工学・代謝工学の内容も含めて紹介する。
    微生物工学特論前田 勇微生物を利用したバイオテクノロジーは酒やワイン、みそ、醤油等の発酵技術から農業や資源、医薬、食品工業、化学工業など広範な産業分野で利用されている。バイオテクノロジーの産業や環境問題への応用についての取り組みや研究開発例についての知識と理解を深める。
    食品免疫学特論山田 潔食品は免疫系にはたらきかけ、アレルギー抑制効果や感染防御効果などの免疫調整機能を有することが明らかになりつつある。一方で食品中のたんぱく質に対する過剰・異常な免疫応答が食物アレルギーを引き起こす。本授業では、食品による免疫調節、食物アレルギーについて理解を深めることを目的とする。
    食品生化学特論東 徳洋乳中の生体機能調節に関わる成分に関する最新の情報を紹介する。それに関連する事項について参加者が分権のデータを基にここにプレゼンテーションを行い、それについて全員でディスカッションする。
    食品化学特論橋本 啓食品成分の化学と機能および分析手法に関する最新の知見を理解することを目標とします。
    生物高分子材化学特論羽生 直人地球上にもっとも豊富に存在するバイオマスである木質系高分子化合物、およびその主要成分の一つであるセルロースについて、その存在、構造、利用、生分解などに関する理解を深めることを目的とする。
    生物高分子材学特論金野 尚武バイオマス(生物由来の有機性資源)の中心をなす天然多糖類の種類、構造、機能を開設するとともに、具体的な研究例を基にその応用について考えていく。
    生物有機化学特論飯郷 雅之生物有機化学は生物化学と有機化学の境界領域の学問であり、複雑な生命現象を物質レベルで解明し、その成果を人類の未来に質することを目的とする。本講義では本分野の最新研究動向をわかりやすく教授する。
    分子生理学特論飯郷 雅之本講義は生理活性物質の合成制御機構や作用機序について主に分子生物学・薬理学的側面から理解することを目的とする。生物由来の有用有機化合物の単離、構造決定から化学合成、作用機序の解明に至る一連のプロセスについて、分子生物学や構造生物学的手法を含む最新の研究動向を交えて紹介する。また、英語を活用して化学研究を遂行する基礎を身に着けることを目標とする。
    生物化学特論蕪山 由己人タンパク質は生体を構成する主要高分子有機化合物である。構造たんぱく、輸送たんぱくや酵素など様々な機能を有するクラスに分類されるが、複数種のアミノ酸より構成されるという基本的な構造は共通である。本講義では、いくつかの主要なタンパク質に焦点をあて、その構造と機能、制御機構について解説する。
    細胞機能調節学特論水重 貴文細胞は外界からの情報を常に認識し、細胞内部で情報処理を行った後最終的な生理的な応答をする。本授業では、この細胞内部での情報処理メカニズムについて解説し、あわせて関連する疾病について理解を深めることを目的とする。
    天然物有機化学特論二瓶 賢一天然物有機化学は主に、天然に存在する化合物の形を決めること(構造決定)、化合物を作ること(有機合成)および化学物の性質を明らかにすること(機能性評価)の3領域から成り立っている。それらの基盤をなす理論と現在までの重要な研究成果についてわかりやすく紹介する。
    植物機能化学特論謝 肖男ほとんどの生物の存在は、基本的に植物の生産活動に依存しています。そのため、植物の機能を最大限に活用して、食糧生産の増大及び質の向上、創薬への応用、パルプや建築材、繊維等の工業製品、その他未利用植物資源の利用、地球環境の保全や災害防止などに至る様々な植物の利活用は、きわめて重要な課題となっています。本講義は植物の機能に深くかかわる植物が生産・分泌する生理活性物質を中心に、基本的な知識から最新の知見を紹介します。
    分子遺伝子学特論松田 勝現在、さまざまな生命現象が分子レベルで理解されるようになり、医療や農業にも応用されてきている。これらの基盤となっている分子生物学、分子遺伝学などについての知識と理解を深めることを目標とする。
    植物生理化学特論野村 崇人植物の生活環や環境応答は「植物ホルモン」と呼ばれる内生生理活性物質により絶妙にコントロールされています。その分子メカニズムは、従来の有機化学的および生理学的研究に加えて、近年、発展した分子生物学的研究により、急速に解明されてきました。植物ホルモンに関する最新の知見を紹介して、その研究手法を解説します。