宇都宮大学 農学部 生物生産科学科 応用生命化学科
HOME 研 究 教 員 メンバー


 主な研究課題 −金野 h
◆きのこ類グルカナーゼを利用した機能性多糖の人為的デザイン
シイタケに含まれるレンチナンをはじめ、βグルカンの一部は生理活性をもつことが知られています。きのこ類の糖質関連酵素を利用して、βグルカンを人為的にデザインします。
 レンチナンの構造
  
    
◆きのこの形態変化に関する研究
きのこ類を含む真菌類は、細胞壁を分解(自己消化)・合成することで、形態を変化させています。真菌類細胞壁成分に関与する酵素に着目しながら、形態変化機構の解明およびきのこ産業への応用に繋げます。
 収穫後シイタケの自己消化
◆きのこ廃菌床の高度利用技術の開発
きのこ類の人工栽培(菌床栽培)において大量に発生する廃菌床の高度利用化を目指します。
 菌床栽培
 
◆機能性グルカンオリゴ糖の調製
真菌類、海藻、大麦等に含まれる多糖をきのこ由来の酵素を用いて分解し、健康補助食品や医薬品に利用可能な新規オリゴ糖を開発します。