宇都宮大学 農学部 生物生産科学科 応用生命化学科
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 主な研究課題 −羽生 h
◆ポリウロン酸の生分解機構の解明
TEMPOと呼ばれる触媒で酸化された多糖類(ポリグルクロン酸,グルクロナン)の微生物による分解機構の解明や分解酵素を利用した有用物質の生産を目指した研究を行っています.

  

    
◆環境負荷の少ない木材防腐処理技術の開発
木材を長く使用するための方法の一つとして,薬剤注入をはじめとする様々な方法による防腐処理があります.環境負荷のできるだけ少ない防腐処理技術の開発を目指した検討を行っています.
  木材腐朽菌による腐朽試験
   
◆泥炭湿地林材の有効利用
熱帯地方では,不適切な開発によって泥炭湿地が乾燥し,二酸化炭素発生源となっていることがあります.その対策として,湛水化による泥炭の保全と湛水耐性種の造林によって、再び吸収源に戻すことが考えられます.生産された木質バイオマス利用の可能性を検討しています.

タイ国の泥炭湿地林のメラルーカ林