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農業環境工学科のJABEEプログラム
農業環境工学科では,学科教育課程の改善を進め,JABEE(日本技術者教育認定機構)による認定を目指し,2つの教育プログラムが平成15(2003)年度の審査を経て,JABEE プログラムとして正式に認定されました。
JABEE 認定プログラム(2003 年度)
JABEE とは
JABEE とは,Japan Accreditation Board for Engineering Education の頭文字をとったもので,「日本技術者教育認定機構」を意味する非政府系機関です。JABEEは,各大学の工学部・農学部などにおける技術者教育を行う学科を対象に,その教育プログラム(カリキュラム)が技術者教育システムとして,国内外の社会の要求水準を満たしているのかどうかを公平に審査・評価し,その水準を満たしていればそのプログラムを「認定」します。これにより,認定されたプログラムの修了学生は,国際水準の技術者への出発点に立つと見なされることになります。
JABEE プログラムの修了生には「技術士」資格に関連する特典も得られます。技術士とは,「技術士法」に基づいて行われる国家試験(技術士第一次及び第二次試験)に合格し,登録した人だけに与えられる称号です。JABEE プログラム修了生は,この第一次試験が免除され,自動的に「修習技術者」の資格が与えられ,申請によって「技術士補」として登録されます。JABEE プログラム修了は「技術士」への近道というだけでなく,将来的には技術士資格の必須要件となっていくと思われます。技術系の会社では,この資格を持った人が優遇されています。したがって,JABEE プログラム修了生は,就職・採用の際にもきわめて有利になることが予想されます。
修習技術者(JABEE技術者)になるためには(2012年度以前)
学科の4コースのうち水土環境工学Aコース(環境計画コース)、水土環境工学Bコース(環境基盤コース)、食料生産システム工学コースのいずれかのコースに配属され(2年後期開始時に決定)、そのコースのカリキュラムを修了することにより、修習技術者になることができます。なお、上記3コースの修了には、単位をとるだけでなく、専門科目・専門導入科目・初期導入科目のGPAが2.0以上となることが求められます。
上記3コースへは学科入学生だけでなく、編入生、転部・転科生も配属することができます。その際、それまでに修得した単位の中で希望するコースの科目と重複する科目がある場合には、申請に基づき担当教員が成績を再評価し、それまでの実績が不利にならないように図っています。
リンク
JABEE と技術士資格の詳細については,それぞれのホームページをご覧ください。
農業環境工学科のJABEE プログラム,および教育システムの詳細については,学科ホームページをご覧ください。
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