ヨウガントカゲ

 ガラパゴスの陸上の爬虫類といえば、ゾウガメ、リクイグアナが有名。しかし、もっとも繁栄しているのは、このヨウガントカゲである。ガラパゴス諸島のほとんどの島に、この小さな爬虫類はいる。全部で7種に分類されるが、1つの島には1種しかいないそうだ。ここサンタ・クルス島に生息する種がもっともメジャーであるらしい。背中にわずかに残った突起が、イグアナの1種であることを示している。


オスのヨウガントカゲ。背中に並んだ突起が、イグアナの仲間であることを示している。

オスのヨウガントカゲ。上のヤツと同じ個体。オスは、「腕立て伏せ」のようなディスプレイを見せるが、これは縄張りを誇示したり、メスを誘ったりするためと言われている。

メス。メスはオスの半分くらいの大きさである。また、顔の下半分から喉にかけて赤く、オスとの区別は簡単だ。

「プエルト・アヨラ」に戻る