雷(雷電)

栽培気象学

thunder(thunderbolt)

   

写真上と右:落雷の跡が残る?樹木:中心に炭化した幹がある(上:毛越寺/平泉町,右:足利市)

 

  雹や霰,氷晶において発生した電荷が,雲内で上下に分離することによって巨大な空間電荷が発生すると考えられている。

 放電には,空中放電,雲間放電と対地放電がある。一般に対地放電を落雷と呼び,大気の絶縁破壊を伴う激しい電流が流れる。

 雷雨には,その発生原因により,界雷・熱雷・渦雷に分けられ,熱雷は大気下層の著しい昇温により発生した上昇気流が原因となって起こる。夏の夕立に代表され,宇都宮(雷都)の名物でもある。

 界雷は,前線における上昇気流が原因となるもので,寒冷前線に伴うことが多い。

 熱界雷は上記2種の複合型で,初夏や初秋に発生することが多く,降雹や突風を伴うことがある。

 渦雷は低気圧や台風に伴う上昇流が原因となる。

(出典:新編農業気象用語解説集,1997)