ハキリアリ(葉切りアリ)

植物のある風景(その3)

Curitivanos近郊の果樹園にて(Santa Catarina州,Brazil)

画面中央の緑色葉片を持つハキリアリ

 

枝や支柱の不思議な袋?

 ニホンナシの幹や支柱に巻かれた袋は,「ネズミ返し」と同じで,ハキリアリからの被害(葉が切除され,持ち去られる)を防ぐために巻かれている。

 ハキリアリは,北米南部から中南米に約200種がいるとされ,かみ切った葉を巣に運んで細かくかみくだき,アリタケ菌を栽培し,出来たキノコを食用にします。