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岡田浩明
2005.9修了
学位論文要旨 (本文PDF 3.3MB)



発表論文

1.トリカブトにおける栽植子根の大きさが収量及び成分含量に及ぼす影響について. 岡田浩明,川口數美.生薬学会誌58(2):49-54.
要旨
サンワおくかぶと1号と三和2号の2品種について栽植子根の大きさと収量の関係について検討した.サンワおくかぶと1号及び三和2号ともに栽植子根が小さい方が地上部の生育量が小さく,収量も少なかった.また,栽植子根が小さいほど,株間のバラツキが大きかった.
アコニチン系アルカロイド総量は栽植子根の小が最も少なく,個別のアコニチン系アルカロイドの含量にも栽植子根の影響が認められた.
収量及び成分含量の面から栽植子根は大きいものの方がよいということになるが,商品子根重(収量−栽植子根重)を考慮した場合,大きいほどよいとはいえないことになり,今後検討する必要がある.

2.トリカブトの新品種の育成.岡田浩明,川口數美. 生薬学会誌58(4):145-149.
要旨
オクトリカブトの栄養系統集団より選抜を行った.育種目標は栽培特性に優れ,カラトリカブトと同様の成分特性を持つ品種の育成とした.892個体より選抜7年目に1系統を選抜し,三和2号と名付けた.特性調査の結果,この品種はサンワおくかぶと1号に匹敵する栽培特性とカラトリカブトと同様の成分特性を備えていた.

3.トリカブトにおける成分特性の年次内と年次間変化.岡田浩明,川口數美.生薬学会誌59(1):36-41.
The increase rate of mother tuberous root weight of Aconite did not changed among years. The total alkaloid and coniine alkaloid contents increased from planting to next year' spring and decreased toward autumn. The number of child roots increased rapidly from June-July and reached the peak at the middle of August. The weight of total child roots increased all through the growing period. It seemed that the total alkaloid and coniine alkaloid contents did not steadily increase but sometimes fluctuated. No significant differences were observed for chemical components among years.

三和生薬株式会社

修士相当と認定された業績
トリカブトにおける栽植子根の大きさが収量に及ぼす影響について   三和生薬株式会社薬用植物育種研究部報告 1994 川口數美共著
トリカブトにおける栽植子根の大きさが収量に及ぼす影響について(第2報)  同上             1995 川口數美共著

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