参 照


授業科目名 園芸学汎論 科目コード A000110
科目区分 専門教育科目 開講時期 後期
学部・学科等 農学部 生物生産科学科 曜 日 水曜日
必修・選択区分 選択 時 限 1 〜 2 時限
標準対象年次 授業形態 講義
単位数 2 単位 教室名 3401(峰)
担当教員名
藤重 宣昭
e-mailアドレス(代表者) nobuaki@cc.utsunomiya-u.ac.jp
オフィスアワー 特に設けず、e-mailや電話で予約を取ってから、質問や相談に応じる。
対象年度 2004 年度
授業の概要
<授業の目標>
 園芸作物の多くは植物の一生を終了する前に収穫される。そのため、収穫対象は発芽
直後から果実に至るまで種々の発育段階がある。収穫物の多くは水分に富んでおり、長
期の貯蔵が困難である。したがって周年供給するためには、周年生産を達成するという
方向で、栽培技術の発展がなされてきたといえる。特に栄養成長段階で収穫される作物
では、そのための技術発達がめざましい。近年はこのように水分に富んだ園芸生産物に
おいても、技術発展によりある程度、貯蔵による周年供給が可能になってきている。
 ここでは周年供給を可能にする生産技術の理論と、その基礎となる作物の生理生態を
理解してもらう。

<授業内容>
園芸と園芸学の範囲を知る。園芸は生産園芸、趣味園芸、造園、園芸福祉などの範囲が
あり、対象は果樹、野菜、観賞植物、人と植物との関係である。園芸学汎論では主とし
て生産園芸分野における、園芸作物の生産にかかわる技術を解説する。園芸作物におい
て特長的に発展した技術が植物の生理生態的反応を基礎にして成り立っていることを理
解する。
 園芸作物の分類、品種改良、繁殖、育苗、開花と結実調節、成熟と休眠の制御につい
て解説する。 

<前提とする知識・経験>
 植物の生理生態に関係する講義を履修しておくか、独習しておくとよい。多種多様な
植物を園芸作物として扱っているので、植物名からその植物が浮かんで来ること、また
植物名を学名で覚えることを望みます。

<成績評価法>
 小テスト(60%),期末試験(40%)として評価する。総合点が60点以上が
「可」、70点以上が「良」、80点以上が「優」である。

<教員からのメッセージ>
 1.作物栽培学とあわせて聴講されたい。
 2.公務員試験で「農学」を希望する人は受講されたい。

授業の方法
<授業計画>
 第 1週 園芸と園芸学、園芸の現況
 第 2週 園芸作物の種類と分類
 第 3週 園芸の発展史、作型と作型分化
 第 4週 育種と方法(品種改良)
 第 5週 育種:果樹、野菜、花卉
 第 6週 繁殖、繁殖子
 第 7週 繁殖、micropropagation 
 第 8週 育苗・苗生産
 第 9週 花の形成と発達
 第10週 開花調節1
 第11週 開花調節2
 第12週 結実制御
 第13週 果実の発育と成熟
 第14週 休眠と老化
 第15週 生産物の利用と取り扱い

<授業の具体的な進め方>
 講義では要約と資料を配布する。一部の講義はビデオで代替する。

<教科書・参考書・教材と入手方法>
教科書: 特にありません。
参考書: 「園芸通論」高野泰吉 朝倉書店
     「園芸学概論」斉藤 隆ほか 文永堂
     「日本の園芸」園芸学会監修 朝倉書店
教 材: 特にありません。