横田 信三
よこた しんそう
教授/
林産学分野/
森林資源利用学研究室
Professor
Shinso YOKOTA

プロフィール
生年月(出身県等)
1961年1月(広島県)

学位
農学博士

専門分野
樹木生化学,林産化学,リグニンの微生物分解,樹病,プロテオミクス,メタボロミクス,バイオリファイナリー

研究テーマ
樹木の病原菌に対する防御機構,樹木におる2次代謝生成物の生合成と代謝機構,リグンの微生物分解,木質バイオマスのエネルギー及び原料への化学変換,樹木二次代謝産物のメタボロミクス解析

教育活動
(基)ノーベル化学賞周辺の化学(教養科目)
(学)森林科学論II(分担),国際森林科学論(分担),林産学実験(分担),森林基礎化学,森林化学,森林資源利用学,森林化学実験,森林資源利用学実習(分担)
(院)植物機能化学、農芸化学特別演習、農芸化学特別研究



学協会活動
日本木材学会,日本農芸化学会,日本植物細胞分子生物学会,日本質量分析学会,植物化学研究会,日本植物病理学会,日本核磁気共鳴学会,アメリカ植物病理学会,アメリカ質量分析学会,アメリカ植物生物学者学会,アメリカ化学会

自己紹介
 皆さん,初めまして。横田です。名前の方は「しんぞう」ではなく「しんそう」と読みます。子供の時からよく読み間違えられて,困ります。生まれも育ちも広島県で,昔(40年位前),話題になった”ヒバゴン”で有名な比婆郡(現在は庄原市)出身です。中国山地のほぼ真っ直中にある田舎で,周り全て山(そんなに高い山は有りませんが)に囲まれた所です。そのせいで今,森林科学に所属している訳ではありません。本当は,宇宙工学,理論物理,脳神経外科のどれかの道に進みたかったのですが,残念ながらそれ程優秀ではなかったので,紆余曲折の結果,現在の専門分野に辿り着きました。高校,予備校(因みに河合塾広島校の一期生です)までは広島にいて,大学の時は札幌(因みに一年留年して5年間いました)で過ごし,大学院時代は京都の宇治市に,そして大学に就職して宇都宮にやって来ました。少し西と東を行ったり来たりしているわけです。また,研究のためにカナダ,バンクーバーに1年半滞在したこともあります。私の専門分野ですが,「森林化学」と自分で勝手に命名した分野におり,具体的には,樹木と担子菌類(キノコ)との化学・生化学的相互作用について研究しています。そのためには多くの分野(化学,生物,物理など)の知識を必要とします。講義では,1年生の前期に「森林基礎化学」,後期に「森林科学論II」,2年生の前期に「森林化学」,3年生の後期に「森林資源利用学」を担当しています。