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農学部について
雑草科学研究センター・農学研究科生物生産科学専攻植物生産学講座
倉持 仁志

講 師

倉持 仁志

くらもち ひとし

環境保全と環境修復を目的として、イワダレソウ(Lippia nodiflora L.)の品種改良と改良種の環境適応性の解析を行っています。併せて、除草剤や植物生長調節剤等による雑草の制御に関する研究も行っています。

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イワダレソウ(Lippia nodiflora L.)の品種改良と環境適応性の解析

写真1-1.中東での低潅水試験(手前2つクラピア)
写真1-2.イワダレソウ改良種の保育園々庭への導入

イワダレソウはクマツヅラ科の多年生植物で、我が国では房総半島から南西諸島の海岸地帯に自生しています。この植物は草丈が低く、緻密性も高く、地被植物として優れた性質を有しますが、耐寒性が低く寒冷地では越冬出来ません。品種改良により耐寒性を付与したのがイワダレソウ改良種(商標名:クラピア)で、この改良種の主な特徴は、(1)草丈が低く、コウライシバの約10倍の増殖性を有すること、(2)照り返し防止効果(ヒートアイランド現象緩和効果)と炭酸ガス固定能が高いこと、(3)土壌流出&土壌飛散抑止効果が高いこと等です。イワダレソウ改良種による緑化は、日本ばかりでなく、海外からも注目されています。

除草剤や植物生長調節剤等による雑草の制御に関する研究

写真2-1.新規イネ科雑草防除剤の選抜試験
写真2-2.強アルカリ土壌改良材による抑草効果試験

雑草とは‘望まれないところに生える草’とか‘取っても取っても、また直ぐに生えてくる厄介な草、しつこい草’という意味ですが、これらの雑草は農耕地では作物の収量減や品質低下をもたらし、ゴルフ場や公園等ではプレーの邪魔になったり、美観を損なう原因となります。そして、これらの雑草を手取りで除草するとなると膨大な時間、労力、費用がかかってしまいます。そのような中、私の研究室では除草剤、植物生長調節剤、土壌改良剤等を用い、農耕地や非農耕地における省力的かつ効率的な雑草の制御方法についての研究も行っています。

文献リスト

  1. イワダレソウ改良種の種苗登録(登録番号:第15871号、第16141号、第16142号、第16143号)
  2. 特許第5222259号
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