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農学部について
雑草と里山の科学教育研究センター・農学研究科森林科学専攻
小金澤 正昭

教 授

小金澤 正昭

こがねざわ まさあき

野生鳥獣管理学研究室では、森林と野生動物の関係を調べています。調査地は奥日光です。ここは、1990年以降、シカが急速に増加し、強い採食圧によって森林植生が大きく変化しました。そのために、ネズミやノウサギなどの草食動物やタヌキ、キツネ、さらには鳥類にまで影響が及んでいます。そこで、これらの動物を含む森林生態系への影響を明らかにしようとしています。

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ニホンジカにおける放射性物質の移行と蓄積過程の解明と遺伝的変異への影響

足尾のシカ、成獣メス(夏毛)

2011年3月の福島第一原子力発電所事故によって放出された放射性物質は、160km離れた奥日光、足尾地域にも降り積もりました。この地域はシカの越冬地のひとつです。シカは長寿で、完全な草食動物であることから生態系での動態を理解するには最適な動物です。一方、欧州ではチェルノブイリ事故以降、シカ類が標準的なモニタリング対象のひとつとなり、長期的なモニタリングが行なわれています。そこで、私たちは、これまでの研究の延長としてシカと放射性物質の移行と蓄積過程の解明に取り組みむこととしました。この研究では、サンプルの採集で、地元猟友会と栃木県、日光市の協力を頂いて進めています。

文献リスト

  1. 奥田圭・關義和・小金澤正昭.栃木県奥日光地域におけるニホンジカの高密度化による植生改変が鳥類群集に与える影響. 日本森林学会誌,94(5):236-242. (2012).
  2. Seki,Y. and Koganezawa M.Does sika deer pverabandance exert cascading effectd on the raccoon dog population ?. J.For.Res. Online 20 Jan. (2012)
  3. 奥村忠誠・小金澤正昭・平野公一. 奥日光に生息するニホンザルの群れの分裂過程における行動圏の変化, 野生生物保護,13(2):1-7.(2012)
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