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農学部について
農学部森林科学科・農学研究科森林科学専攻
逢沢 峰昭

准教授

逢沢 峰昭

あいざわ みねあき

森林植物の遺伝子等の地理的変異を調べ、北東アジアというスケールでの系統地理学を目指しています。国内では、森林の植生、昆虫および土壌といった多面的な視点から、森林生態系の基礎的仕組みの解明を行っています。

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北東アジアの寒温帯林を構成する樹木の地史的な分布域の変化と日本の森林植物の分布と分類

球果(松ぼっくり)をつけたエゾマツ。遺伝子の地理的な違いを調べています
ナラ類(矢印)の葉や花の開く時期の種による違いを調べています

第四紀と呼ばれる現在の地質時代は、氷河期と間氷期が周期的にやってきました。氷河期には日本列島とアジア大陸が陸つづきとなり、動植物の行き来があったと考えられています。私は、日本やアジア大陸の寒い地域の森林に分布する樹木の遺伝子、開葉・開花時期、形態の違いなどを調べて、これらの樹木が数百万年から数万年という時間スケールのなかで、アジア大陸と日本列島をどのように行き来したのかを解き明かす研究を行っています。また、日本の針葉樹を中心とした森林植物の分布域の調査や分類学的な再検討を行っています。

文献リスト

  1. Phylogeography of the Korean pine (Pinus koraiensis) in northeast Asia:inferences from organelle gene sequences. J. Plant Res.125: 713-723 (2013)
  2. Imprint of post-glacial history in a narrowly distributed endemic spruce, Picea alcoquiana, in central Japan observed in nuclear microsatellites and organelle DNA markers. J. Biogeogr. 35: 1295-1307(2008)
  3. Phylogeography of a northeast Asian spruce, Picea jezoensis, inferred from genetic variation observed in organelle DNA markers. Mol. Ecol.16: 3393-3405 (2007)
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