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農学部について
農学部森林科学科・農学研究科森林科学専攻
執印 康裕

教 授

執印 康裕

しゅういん やすひろ

森林と土砂・水移動に関する研究について、森林植生が与える影響の評価を、統計的手法あるいは実験的手法のみならず、これにモデル論的手法を組み合わせて、定量的分析を試みています。

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土砂災害軽減のための警戒・避難基準雨量に関する研究

日本は湿潤温暖気候域に属し、なおかつプレート境界上に位置することから、豪雨を誘因とする土砂災害発生の危険性が世界の中でも潜在的に高い地域であるといえます。土砂災害を軽減するためにの一つの方法として警戒・避難のための基準雨量の設定手法が、数多く提案されてきています(例えば土壌雨量指数、あるいは実効雨量など)。当研究室においては、これまで提案されてきている数多くの設定手法の検討に加えて、より合理的な基準雨量の設定手法について、数値地形モデルをベースとした降雨-地下水流動モデルを活用して検討を進めています。

山地流域からの土砂生産機構に関する研究

山地流域からの土砂生産量を把握することは、下流の河川管理を行なう上で極めて重要な課題です。したがって、流域レベルで土砂生産特性を評価するための多くの研究が存在しています。これまでの研究でわかっているとされていることは、土砂生産の観点からみた流域の種類は2つに区分され、一つは降雨等によって流域内に生じた崩壊等の土砂供給が流域からの土砂生産を規定している流域;もう一つは流域河川の土砂運搬能力が土砂生産を規定している流域です。当研究室ではこれに植生及び時間スケールを加えた場合の検討を行なっています。

文献リスト

  1. 人工林を対象とした分布型表層崩壊モデルの適用について,日本緑化工学会誌,p.9-14,36(1),2010
  2. 分布型表層崩壊モデルによる樹木根系の定量的評価について,日本緑化工学会誌,p.9-14,35(1),2009
  3. 船生演習林における表層崩壊と土層厚・土層構造の関係,宇都宮大学農学部演習林報告,Vol.44,p.15-32,2008
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