HOME > 農学部について > 教員紹介 > 森林科学科 > 石栗 太
農学部について
農学部森林科学科・農学研究科森林科学専攻
石栗 太

准教授

石栗 太

いしぐり ふとし

“木材”は、樹木が作り出す再生可能な資源であり、人間の生活に欠かせない材料の一つです。この“木材”がどのようにして形成されて、どのような性質を持つのかを調べ、有効に活用する方法を探しています。

詳細はこちら

造林木の成長と材質に関する研究

写真1-1.インドネシアのメルクシパインの材質調査
写真1-2.タイのユーカリ材の材質調査

日本のスギ、ヒノキ、トドマツ、アカエゾマツなどの針葉樹に加えて、インドネシアのメルクシパイン(写真1-1)、ファルカータ、アカシアマンギウムなどの早生樹、タイのユーカリ(写真1-2)など、東南アジア地域の造林木の基礎的材質特性の解明と、成長と材質の関連性について研究しています。

樹木の重力応答に関する研究 −広葉樹あて材の組織構造と化学成分

写真2-1.あて材部にゼラチン層を形成するウリハダカエデ
写真2-2.あて材部にゼラチン層を形成しないホオノキ

樹木の傾斜した幹や枝には、あて材と呼ばれる異常組織が形成されます。広葉樹材の場合、傾斜した幹や枝の上側に形成されることが多く、引張あて材と呼ばれています。引張あて材の最大の特徴は、ゼラチン繊維の存在とされていますが(写真2-1)、このゼラチン繊維を形成しない樹種も多く存在しています(写真2-2)。これらの樹種の組織構造と化学成分分布を調査し、広葉樹の系統進化と重力応答メカニズムの関係を明らかにしています。

文献リスト

  1. Anatomy and lignin distribution of "compression-wood-like reaction wood" in Gardenia jasminoides Ellis, IAWA Journal, Vol. 34, In Press
  2. Growth characteristics, stress-wave velocity, and Pilodyn penetration of 15 clones of 12-year-old Tectona grandis trees planted at two ddifferent sites in Indonesia, Journal of Wood Sicence, Vol. 59, pp. 249-254, 2013
  3. Wood properties of young Acacia mangium trees planted in Indonesia, Forest Products Journal, Vol.62, pp.102-106, 2012
ページトップへ