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農学部について
農学部農業環境工学科(環境システム工学)・農学研究科農業環境工学専攻
田村 孝浩

准教授

田村 孝浩

たむら たかひろ

美しく豊かな田園風景を創出するため,安全で快適な農業を実践できる整備技術と計画手法について研究を行っています。

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安全な農作業を担保する農地整備技術の開発

トラクタ装着型モアが走行できる幅広畦畔は施工可能か
安全な作業環境を創出するための測量作業

 我が国では年間約45,000件もの農作業事故が発生し,毎年350名を超える人命が失われています。他産業では労働衛生環境の改善が徹底的に進められ,2009年における労災事故死者数は1971年の約2割にまで削減しています。しかし農作業事故死はこの40年間ほとんど変わらず高位安定のまま推移しています。
 農業従事者の減少と高齢化が急速に進む今日,産業の安定性・持続性を保つためにも,農作業事故を起こさせない安全な就労環境を創出することは喫緊の課題といえます。農村計画学研究室では,農作業と管理作業の安全性を高める基盤構造の解明と創出に取り組んでいます。

圃場外の維持管理労力を軽減する整備計画手法の開発

整備前後の圃場を再現した景観シミュレーションモデル
作業通路設置と植物被覆により維持管理省力化に挑戦

 圃場整備事業では,大型機械の導入を前提とした大区画化が進められ,圃場内作業の大幅な省力化が図られてきました。
 しかし圃場の再編による大区画化を進めた結果,中山間地域などでは長大な法面が発生し,その除草作業が問題となる事例が増えています。農業従事者の減少と高齢化が進む今日,こうした圃場外の維持管理作業の安全性や省力化を図ることが喫緊の課題になっています。
 農村計画学研究室では,維持管理作業が変化するメカニズムの解明とともに,維持管理労力を軽減する圃場整備の設計手法について研究開発を進めています。

文献リスト

  1. 景観モデルを用いた新たな圃場整備計画手法に関する考察,田村孝浩,加藤怜,守山拓弥,農業農村工学会誌81巻3,195-198,2013
  2. 圃場整備前後における維持管理作業面積の評価,田村孝浩,守山拓弥,農業農村工学会誌 78 巻11号,895-898,2010
  3. 宮城県大崎市北小塩地区における順応的管理の取組みと課題,田村孝浩,佐々木努,太田恒治,農業農村工学会誌 78 巻2号,139-143,2010
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