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農学部について
農学部農業環境工学科(環境システム工学)・農学研究科農業環境工学専攻
齋藤 高弘

教 授

齋藤 高弘

さいとう たかひろ

キーワードは「食の安心・安全と品質評価」。食糧生産・食品加工の現場で安全で高付加価値、かつ環境負荷の少ない効率的な品質評価・生産方法が望まれており、新しい科学的計測・評価手法の開発を行っています。

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微弱発光を用いた日本酒(清酒)の品質評価手法の開発

日本伝統文化の清酒造り(麹造りと新しい清酒ラベル)
微弱な光を検出し食品や微生物の活性を評価する装置

酒蔵は、杜氏の高齢化、後継者不足を抱え、日本文化である清酒造り技術を伝承することが困難になっています。清酒の熟度や抗酸化能を評価する方法には3DGやTBA法がありますが、煩雑なため現場には定着していません。この背景の中、迅速で簡便、高感度である微弱発光(フォトン)を用い、酒質に大きく影響する過酸化と抗酸化物質の総量の迅速推定法の確立、発光量と官能評価や成分との因果関係を解明しています。さらに、微生物(麹菌)の繁殖過程のモニタリングをフォトンで行い、清酒の貯蔵・熟成・出荷管理工程に利用できる新規の客観的評価法を開発することを目的とします。日本酒好き集まれ!酒造りは大変面白いですよ!

太陽光・人工光型植物工場での高付加価値生食用野菜の生産技術の開発

UUサステーナブルビレッジ内のLED植物工場
太陽光型植物工場と高ORACサラダ菜

近年、カット野菜などの生食用野菜は食文化の多様化とともに食する機会が増しています。加えて、食の安全や健康志向の高まりによって有機や無農薬と言った高付加価値製品が人気を集めています。さらに、生産拠点として、温度、光、CO2、肥料など植物生長に影響を及ぼす因子を人為的に制御できる「植物工場」の技術が注目されています。宇都宮大学にも太陽光型、人工光(蛍光灯・LED)型の植物工場が建設されています。この背景のもと、本テーマでは、(1)どのようにしたら安全・安心な清浄度の高い野菜がつくれるのか(2)どのようにしたら抗酸化性の高い機能性の高い野菜がつくれるのかにターゲットをあて研究を行っています。

文献リスト

  1. 山口貴之,齋藤高弘,岡本竹己,佐々木隆浩,杉江正美,蘒原昌司,志賀 徹,化学発光法を用いた清酒の熟度・抗酸化能の評価,日本醸造学会誌,104(4):303-311(2009)
  2. 森谷和彦,齋藤高弘,東城清秀,新井竜司,志賀 徹,渡邉兼五,ヤギ糞の嫌気性発酵処理における発酵特性と消化液の利用,生態工学,Eco-Engineering,20(4),151-157(2008)
  3. 齋藤高弘,蘒原昌司,野口良造,志賀 徹,米の品質評価にむけたXYZ系微弱発光法の適用,生態工学,19(2):103-109(2007)
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