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農学部について
農学部応用生命化学科・農学研究科生物生産科学専攻応用生物化学講座
金野 尚武

准教授

金野 尚武

こんの なおたけ

バイオマスの中心は多糖類をはじめとする糖質です。糖質の中にはきのこ類のβグルカンのように生理活性を持つものも存在します。糖質、微生物(きのこ)また糖質関連酵素について研究し、バイオマスの高度利用技術を開発します。

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きのこ類の糖質関連酵素を利用した機能性材料開発

1) シイタケ菌床栽培 2) きのこ酵素の電気泳動
レンチナンの化学構造(側鎖構造が生理活性に重要!)

グルコースがβ結合した多糖をβグルカンと呼びます。βグルカンは植物、微生物など自然界に広く分布していますが、β-1,4結合のセルロース、β-1,3結合のカードランなど、多くの場合人体で特別な生理活性は示しません。一方でシイタケに含まれるレンチナン(β-1,3/1,6グルカン; 図1-1(1)、1-2)は免疫賦活などの生理活性を示します。これは同じβグルカンでも構造が違えば機能も異なることを示します。本研究室ではこのβグルカンの生理機能と分子構造の相関を明らかにし、新規の優れたβグルカンを創製することを目的として、きのこ類に含まれる関連酵素群(図1-1(2))を用いながら研究を進めています。

文献リスト

  1. 金野尚武,きのこ類が生産する糖質加水分解酵素, 木材保存, 39:60-70 (2013).
  2. Sakamoto Y., Nakade K. and Konno N., Endo-β-1,3-Glucanase GLU1, from the fruiting body of Lentinula edodes, belongs to a new glycoside hydrolase family, Applied and Environmental Microbiology, 77: 8350-8354 (2011).
  3. Konno N. and Sakamoto Y., An endo-β-1,6-glucanase involved in Lentinula edodes fruiting body autolysis, Applied Microbiology and Biotechnology, 91:1365-1373 (2011).
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