HOME > 農学部について > 教員紹介 > 応用生命化学科 > 二瓶 賢一
農学部について
農学部応用生命化学科・農学研究科生物生産科学専攻応用生物化学講座
二瓶 賢一

准教授

二瓶 賢一

にへい けんいち

化粧品、医薬品や農薬などには、生理活性を示す物質(生理活性物質)が含まれています。私たちの研究分野では、天然物有機化学や有機合成化学の知識と技術を用いて、新しい生理活性物質を設計・合成することを目指しています。

詳細はこちら

紫外線障害を防ぐ有機分子を創り出す

新しいチロシナーゼ阻害剤の分子設計
チロシナーゼ阻害活性の評価

地球環境の変化に伴い、オゾン層の減少やオゾンホールの拡大が起きています。 近い将来、 人類は紫外線過多の極限的な環境下での生活を余儀なくされるでしょう。 従って、 細胞の老化や皮膚がんなどの原因となる過剰な紫外線から身を守ることが必要になります。 私たちは、 天然に存在する様々な化合物の構造を解析し、さらに有機化学的な手法を用い、その構造を変換・最適化することによって、紫外線障害を防ぐ有機分子の開発に取り組んでいます。

新しい生理活性ペプチドを開発する

W493 Aによる真菌菌糸の形態異常
ペプチド性生物毒の構造解析

ペプチドの生理活性は、構成するアミノ酸の種類によって大きく変化します。例えば環状ペプチドのW493 Aは、真菌菌糸に球状の形態異常を誘導します。このようなペプチドは、真菌の細胞壁や細胞膜の形成過程を特異的に作用するため、細胞種間で高い選択性を示す可能性があります。そこでW493 Aの全合成、誘導体の化学合成と構造-活性相関研究に取り組んでいます。その他、ハチやキノコなどに含まれるペプチド性の生物毒についての研究も行っています。

文献リスト

  1. Iwadate, T.; Nihei, K. Chemical Synthesis, Redox Transformation, and Identification of Sonnerphenolic C, an Antioxidant in Acer nikoense. Bioorg. Med. Chem. Lett. 2017, 27, 1799-1802.
  2. Nihei, K.; Kubo, I. Substituent Effect of Benzaldehydes on Tyrosinase Inhibition. Plant Physiol. Biochem. 2017, 112, 278-282.
  3. Oode, C.; Shimada, W.; Yokota, M.; Yamada, Y.; Nihei, K. Dihydroresveratrol Cellobioside and Xylobioside as Effective Melanogenesis Activators. Carbohydr. Res. 2016, 436, 45-49.
  4. Iwadate, T.; Nihei, K. Rhododendrol Glycosides as Stereospecific Tyrosinase Inhibitors. Bioorg. Med. Chem. 2015, 23, 6650-6658.
ページトップへ