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農学部について
農学部応用生命化学科・農学研究科生物生産科学専攻応用生物化学講座
蕪山 由己人

教 授

蕪山 由己人

かぶやま ゆきひと

細胞のエネルギー代謝、運動性について、生化学的な解析のみならず、実験動物や培養細胞を対象にプロテオミクス解析を行い、新たな視点から網羅的な解析を行っています。

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主要生体物質の酸化還元制御に関する研究

プロテオミクス技術による、タンパク質プロファイリング(ひとつひとつのスポットが個別のタンパク質を示します)
プロファイリングによって発見した、アミノ酸代謝にかかわる新規タンパク質の細胞内局在(細胞の外辺部に局在する)

我々人間が毎日のように食べ物を口にする理由はなぜでしょうか?その大きな意味の一つは、食べ物の中に含まれる物質を体の中で燃やす(酸化する)ことで、生きてゆくためのエネルギー源として利用するためです。そして、その燃える成分は実は我々自身の体の中にも存在する糖やタンパク質、アミノ酸、脂質と化学的には同じものであることが多いのです。つまり、我々の体は本来酸化されやすいような物質でできているわけです。実際に我々の体の多くの成分は、酸化やその逆反応である還元反応によってその性質を変化させ、体にとって有効な成分として機能したり、逆に病気の原因になることが知られています。私たちの研究グループではこれらの生体分子のうち、アミノ酸や脂質に注目し、酸化還元の制御メカニズムを明らかにする研究を行っています。特にプロテオミクスという、タンパク質の最新解析技術を用いた研究を主に行っています。このような活動をとおして、健康的な生活を営むに有益な知見を得たいと思っています。

文献リスト

  1. Kabuyama Y.et al. Dysregulation of very long chain acyl-CoA dehydrogenase coupled with lipid peroxidation. Am J Physiol Cell Physiol. 298(1), C107-113, 2010
  2. Kabuyama Y. et al. A mediator of Rho-dependent invasion moonlights as a methionine salvage enzyme. Mol Cell Proteomics. 8(10), 2308-2320, 2009
  3. Kabuyama Y. et al. Involvement of thioredoxin reductase 1 in the regulation of redox balance and viability of rheumatoid synovial cells. Biochem Biophys Res Commun. 367(2), 491-496, 2008
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