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農学部について
農学部応用生命化学科・農学研究科生物生産科学専攻応用生物化学講座
羽生 直人

教 授

羽生 直人

はぶ なおと

木質系バイオマスや多糖類の機能解析やそれらの高機能化による効率的な利用技術の開発をめざしています。

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ポリウロン酸の生分解機構の解明

多糖類のTEMPO酸化で得られるポリグルクロン酸
ポリグルクロン酸分解菌の培養と精製された分解酵素(セロウロン酸リアーゼ-IおよびII)の電気泳動(SDS-PAGE)

TEMPOと呼ばれる触媒を用いて各種グルカンの第一級水酸基を選択的に酸化すると、それぞれの酸化多糖類(ポリグルクロン酸、グルクロナン)が得られます。すなわち、セルロース(β-1,4-グルカン)からはセロウロン酸、デンプン(主にα-1,4-グルカン)からはアミロウロン酸、カードラン(β‐1,3-グルカン)からはカーデュロン酸を調製することができます。これらの酸化多糖類の微生物による分解機構の解明や分解酵素を利用した有用物質の生産を目指した研究を行っています。

木質系バイオマス資源の有効利用

木材腐朽菌による耐朽性試験
タイ国のメラルーカ林とメラルーカの葉抽出物による抗菌性試験

木材を長く使用するための方法の一つとして、薬剤注入をはじめとする様々な方法による防腐処理があります。環境負荷のできるだけ少ない防腐処理技術の開発を目指した検討を行っています。また、熱帯地方で生産された木質系バイオマスの高付加価値利用を目指した研究も進行中です。

文献リスト

  1. Watanabe, E., Habu, N., Isogai, A., Biodegradation of (1→3)-β-polyglucuronate prepared by TEMPO-mediated oxidation, Carbohydrate Polymers, 96, 314-319 (2013)
  2. Iihashi, N., Nagayama, J., Habu, N., Konno N., Isogai, A., Enzymatic degradation of amylouronate (α-(1→4)-linked glucuronan) by α-glucuronidase from Paenibacillus sp. TH501b, Carbohydrate Polymers, 77, 59-64 (2009)
  3. Konno, N., Ishida, T., Igarashi, K., Fushinobu, S., Habu, N., Samejima, M., Isogai, A., Crystal structure of polysaccharide lyase family 20 endo-β-1,4-glucuronan lyase from the filamentous fungus Trichoderma reesei, FEBS Letters, 583(8), 1323-1326 (2009)
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