HOME > 農学部について > 教員紹介 > 応用生命化学科 > 東 徳洋
農学部について
農学部応用生命化学科・農学研究科生物生産科学専攻応用生物化学講座
東 徳洋

教 授

東 徳洋

あずま のりひろ

食事による代謝症候群対策をめざし、その候補として乳脂肪球を覆う乳腺細胞由来の脂肪球皮膜(MFGM)に着目しました。MFGMは、脂肪の運搬や取込みに関与する成分も含むことから、これを利用して肥満を抑えることを試みています。

詳細はこちら

食品生化学研究室

乳脂肪球皮膜によるメタボリックシンドロームの抑制

写真1.マウス脂肪細胞のOil Red Oによる脂肪染色
写真2.ラット肝臓凍結切片のOil Red O脂肪染色

乳脂肪球は乳腺細胞上皮の細胞膜に包み込まれるように乳汁に離出し、乳中では乳腺細胞由来の皮膜(乳脂肪球皮膜:MFGM)に覆われエマルションとして分散しています。MFGMには、脂肪の運搬に関与する成分やスカベンジャー受容体等も含まれ、これを摂取することにより、脂肪の取込み・蓄積〜(代謝症候群の引き金となる)肥満に何らかの影響を及ぼすものと考えられます。そこで、MFGMの効果をin vitroおよび in vivo で検討し、その機構を解明することをテーマに掲げています。写真1は脂肪細胞に分化させた3T3-L1細胞が脂肪滴を溜め込んでいる様子です。写真2左は脂肪肝を呈する高コレステロール食ラットの肝臓切片です。

文献リスト

  1. αs-casein inhibits the pressure-induced aggregation of β-lactoglobulin through its molecular chaperone-like properties,He, J-S, Zhu, S., Mu, T-H., Yu, Y., Li, J., and Azuma, N., Food Hydrocolloids 25(6) 1581-1586 (2011)
  2. Effects of pH and ionic strength on the rheology and microstructure of a pressure-induced whey protein gel, He, J-S., Azuma, N., and Yang, H., Int. Dairy J., 20(2) 89?95 (2010)
  3. Rapid method for purifying osteopontin from bovine milk and interaction between osteopontin and other milk proteins,Azuma, N., Maeta, A., Fukuchi, K., and Kanno C. Int. Dairy J., 16(4), 370?378 (2006)
ページトップへ