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農学部について
農学部生物資源科学科・農学研究科生物生産科学専攻動物生産学講座
吉澤 史昭

教 授

吉澤 史昭

よしざわ ふみあき

タンパク質の構成成分であるアミノ酸は、生体調節に深く関与する「調節因子」としての機能をもちます。機能評価系として動物個体を用い、分子生物学的手法を駆使して、アミノ酸がもつ生体調節機能の解明を目指しています。

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分岐鎖アミノ酸の生体調節機構を解析

ロイシンのタンパク質合成促進の分子機構の概観
東京マラソンのランナーにBCAAの働きを伝えるために配ったパンフレット

アミノ酸はタンパク質の構成成分としてだけでなく、細胞内や血漿などに遊離した形で存在し、それぞれが独自の生理的機能をもって膨大な役割を担っています。近年のアミノ酸に対する関心の高まりは、単体のアミノ酸がもつ生理機能に、より新しい有効性が見出されているからです。特に健康に関わる分野において、アミノ酸の新規機能性が続々と発見されており、今やいくつかのアミノ酸は、単なる「素材」ではなく生体調節に深く関与する「調節因子」として認識されています。私たちの研究室では、分岐鎖アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)に注目して、生化学、分子生物学手法を用いてその生体調節機構を解析しています。これまでの研究で、ロイシンが筋肉のタンパク質合成を刺激する機能を有すること、またイソロイシンが糖代謝を調節する機能を有することを明らかにしました。現在は、これらの機能をより詳細に調べる基礎研究と平行して、これらの機能の医療、食品分野への応用利用の研究も進めています。

文献リスト

  1. (総説)吉澤史昭. 生体調節因子として新たに注目される分岐鎖アミノ酸,バイオサイエンスとインダストリー, 67(6), 238-244, 2009.
  2. (著書)吉澤史昭,第3章 タンパク質合成とアミノ酸,「タンパク質・アミノ酸の科学」((社)日本必須アミノ酸協会編),pp.117-178,工業調査会,ISBN 978-4-7693-7155-7,(2007)
  3. (啓蒙書)吉澤史昭 監修. 「代謝美人でシャッキリ! BCAAで劇的カラダデザイン!」 幻冬舎ルネッサンス, ISBN:4-7790-0002-5, (2005)
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