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農学部について
農学部生物資源科学科・農学研究科生物生産科学専攻植物生産学講座
高橋 美智子

准教授

高橋 美智子

たかはし みちこ

生殖生長、種子成熟と形態形成の植物栄養学、細胞内金属制御機構、環境ストレスと植物について研究しています。

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植物の生殖生長および種子成熟過程における必須元素の役割の解明

通常のタバコの花(左)と、金属のキレーターであるニコチアナミンの欠如によって不稔になったタバコ(右) (Takahashi et al. 2003) 

植物が正常に花を咲かせて実をつけるためには、正常に雄蕊や雌蕊が形成され、受粉(受精)が行われ、胚や胚乳の形成が正常に行われる必要があります。このような受精、胚発生、種子成熟といった生殖生長において金属元素が非常に重要な役割を担っていますが、その詳細の多くは未だ明らかになっていません。生殖生長における金属元素の役割やその制御のしくみを明らかにすることは、作物の収量増加や園芸分野への応用につながります。私の研究室では遺伝子、細胞、組織、個体レベルで、生殖生長および種子成熟期における金属の役割およびその制御機構を明らかにする研究を行っています。

無機元素の欠乏・過剰ストレス耐性機構の解明とストレス耐性作物の作出

通常のタバコ(上段)と、遺伝子導入によりニッケル過剰耐性になったタバコ(下段)(Kim et al. 2005)
通常のイネ(左)と、遺伝子導入により鉄欠乏耐性になったイネ(右)(Takahashi et al. 2001)

世界には作物の栽培に不適な多くの不良土壌が存在します。その原因の一つは必須元素の不足や過剰、有害元素の存在によるものです。私の研究室では特に金属元素の取り込み、移行、細胞内の制御機構に着目し、このしくみを明らかにして応用することで有用な作物を作出することを目指しています。ヨウ素の吸収・移行・蓄積に関する研究も行っています。

文献リスト

  1. Kim et al. Plant Cell Physiol., vol.46 p1809-1818. (2005)
  2. Takahashi et al. Plant Cell, vol.15 p1263-1280. (2003)
  3. Takahashi et al. Nature Biotech. vol.19 p466-469. (2001)
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