HOME > 農学部について > 教員紹介 > 生物資源科学科 > 柏木 孝幸
農学部について
農学部生物資源科学科・農学研究科生物生産科学専攻植物生産学講座
柏木 孝幸

准教授

柏木 孝幸

かしわぎ たかゆき

イネの生産性や品質向上を目的として、遺伝的要因 (遺伝子や遺伝子座) と環境要因 (栽培条件等) について研究しています。

詳細はこちら

イネの農業形質に関与する遺伝的要因及び環境要因

染色体上の農業形質と関係する領域を解析します。
栽培条件等の環境要因と農業形質の関係を解析します。

作物の生産性や品質は、遺伝的な要因(遺伝子や遺伝子座)と環境要因(栽培環境や栽培方法)によって決定します。私の研究では、イネを中心として生産性や品質に関係する形質の遺伝的要因(遺伝子や遺伝子座)の解析を行い、形質を改良する育種への応用を視野に入れた研究を行っています。また、施肥法や栽植密度等の栽培方法による形質への影響など、環境要因と生産性に関与する形質の関係についても研究を行っています。この遺伝的要因と環境要因の両面から作物の生産性や品質のさらなる向上をめざして研究しています。

イネの倒伏抵抗性に関する研究

水田圃場におけるイネ倒伏の様子です。
イネの倒伏抵抗性改良には3つの方法が考えられます。

倒伏はイネ生産において重要な問題です。イネが登熟前に倒伏すると葉身や茎の損傷により光合成や転流が阻害され、低登熟、しいな、くず米が増加し、収量および品質の低下が生じます。また、収穫期の倒伏は穂発芽による品質の低下や収穫作業効率の低下による労働時間の増加を引き起こします。イネの倒伏を回避するためにはイネ自体の倒伏抵抗性の改良や栽培条件による倒伏抵抗性の付与が必要となります。イネの倒伏被害を軽減するために品種改良や栽培法の開発を目指した研究を行っています。

文献リスト

  1. Identification and function analysis of a locus for improvement of lodging resistance in rice Plant Physiology, vol.134, pp676-683
  2. Improvement of lodging resistance with QTLs for stem diameter in rice (Oryza sativa L.) Theoretical and Applied Genetics, vol. 117, pp749-757
  3. Lodging resistance locus prl5 improves physical strength of the lower plant part under different conditions of fertilization in rice (Oryza sativa L.) Field Crops Research, vol.115, pp107-115
ページトップへ