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農学部について
農学部生物資源科学科・農学研究科生物生産科学専攻植物生産学講座
関本 均

教 授

関本 均

せきもと ひとし

「食物栄養を支える植物栄養」「食べ物は養分でできている」をモットーとして、生物資源としての肥料に関する研究をしています。

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食物栄養を支える植物栄養

Trends in Plant Sci. Dec., 2007 Vol. 12, Issue 12から抜粋

人間のミネラル栄養の源は植物の栄養にあり、さらには土壌の栄養にあります。ミネラルは食物連鎖系をたどるので、植物栄養学は食物栄養学と無縁ではいられません。肥料を使って、例えば、栃木県の地域資源であるドロマイト(苦土石灰)を用いて、伝統地場野菜であるアブラナ科の「かき菜」に対してMg富化を図り、「健康ミネラル地場野菜」を作出することなどを試みています。

食べ物は養分でできている

日本肥料アンモニア協会資料(平成16年6月)から抜粋
いつやるか?今でしょう!

肥料学は土壌ー植物系における栄養元素の動態と機能の解明などを扱う、自然科学ではありますが、肥料は農業資材ですから、歴史、社会、経済、農業技術などと密接な関係があります。したがって肥料学は生命の原理そのものを説くものではありません。肥料学は私たちの生活の基盤すなわち「食べること」と「出す」ことを扱う学問であるということです。前者は食糧としての栄養元素のインプットを、後者は排泄物としての栄養元素のアウトプットを意味します。食料問題は肥料学的に見れば土壌資源を起源とする栄養元素のリサイクルという、地球の栄養資源をめぐる環境問題であります。

文献リスト

  1. 関本 均ほか:イネの放射性セシウム吸収抑制のための交換性および土壌溶液のカリウムおよびカルシウムレベルと土づくりに関する一考察,土肥誌, 印刷中
  2. Sekimoto H. et al., 40K / (134Cs+137Cs) concentration ratio in shoot can predict the levels of radioactive Cs in brown rice. J. Plant Research., in press.
  3. 関本 均ほか:人間の健康に資する植物栄養学― 鉄、亜鉛、ヨウ素の富化、硝酸イオン、カドミウムの低減 ―,土肥誌, 78.535-543(2007)
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